昨日の番手の話が割と好評だったので糸に関してもう一度。
オーダーシャツの糸番手を示す時。100番手双糸(そうし)と言います。双糸があれば単糸(たんし)もあるわけですが、それがどういう意味か。
シャツになる前のシャツ生地ですが、端には当然織った糸がこのように出てきます。この生地はイタリアの生地で100番手の生地。これが所謂双糸の状態。この糸を何度かねじってみると。
ご覧のように糸が2本に分かれます。1本の糸を二つ合わせて撚って1本にしているわけなのです。100番手双糸というのは100番の糸を2本撚って1本にしているから100番手双糸と言います。
100番以上のものになると糸自体がかなり細いので2本の糸を撚り合わせて1本にし、その糸で織っているわけです。
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