ウィングカラーの衿の後ろに付いているループ

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最近結婚式等でウィングカラーシャツをお作りすることが多いです。そういうシーズンでしょうか。お作りさせて頂いてから、またお作りする前に必ずご説明させて頂くことがあるのです。


それは衿の後ろにあるループ。以前にもブログでご紹介させて頂きましたが、かなり前なのと最近割りとお話する機会が多いので改めてまたブログに掲載させて頂きました。

2014tux1.jpg

ウィングカラーをご着用になった方はご存じかも知れませんが、このシャツには通常のシャツの仕様の他にちょっとした工夫が施されています。


蝶ネクタイをした時に衿の後ろから蝶ネクタイに渡っている白い生地。

これ何だか分かりますか?

2014tux3.jpg


そうなんです、衿の後ろに付いている紐。ループ状の生地で作った紐に蝶ネクタイを入れる為のものです。

通常の衿でしたら、衿の羽根にネクタイは重なって見えなくなっているのですが、ウィングカラーはそれがない。その状態で蝶ネクタイをするとネクタイが上の方にずれ上がってくる訳です。そうのずれ上がるのを防ぐためにこのようなループを付けている訳です。

2014tux4.jpg


ちょんと締めればこんな感じ。これで着用時にネクタイがずれてしまうことはありません。


2014tux2.jpg

ちなみに、ウィングカラーシャツのお仕立て代金。例えば白の120番の生地を使ってお作りすると。ベースになるお仕立て代金¥13,000+税そしてウィングカラの衿が¥1,000+税、ヒダ胸仕様にするには¥5,000+税、その他の仕様はご相談ですが、飾りボタンを前に付けるスタッツボタン仕様にするか、ボタンは見えないような比翼前立て、そしてダブルカフスにするかどうか、これらはご相談して決定させて頂ければと思います。


ということでたまにはちゃんとしたシャツのネタでした。


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