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ウルトラマラソンも第3話にしてようやく4分1くらい。ちょっとこっちが疲れてきました(笑)
さて、本日も二部構成にて。
茂木先生が登場し、「花子とアン」もあの演技に笑う場面も出てきましたが、あれだったら私の方が上手と思った方も少なくないでしょう。何でも本日は金沢で講演をされているらしいです。恐らくこの話題に触れてらっしゃるでしょう。
その「花子とアン」も明日が最終話。金港堂のシャツも見れなくなると残念です。しかしそんなシャツのおかげで、色々と取材を受けさせて頂いております。本日LINKに掲載されました。48ページに掲載されております。フリーペーパーなので、片町や香林坊で手に入るかと思います。よろしくお願いいたします。
今日も時間が限られておりましたが、生地を少しだけアップさせて頂きました。
120番細番手のスイスコットンのマルチカラーのストライプです。アルモらしい生地ですね。お仕立て上がり¥19,000+税。明日もう少し生地をアップしたいと思っております。少しお待ち頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。
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さて、ここから完走記お付き合い下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・白山白川郷ウルトラマラソン完走記(3)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一里野のエイドを抜けると直ぐに急な坂がある。レースを終わってみればこれがあの時の坂だということを理解できるのだが、走り始めた時はゆっくり走るのが限界くらいの坂であった。長い上りを抜けると長い下り。この時は上りよりも下りを見ると、これを帰りは上ってこなくてはいけないのか?と憂鬱になる。
下りきった所でエイド。脱水症状やエネルギー切れが恐いので、とにかくエイドでは水分を摂り、固形物があれば必ず口にするようにしていた。まだ気温も低くそんなに発汗もしていないのに、水分を摂り過ぎたのかやはり尿意を覚える。
次のエイド、あまり大きくないエイドの横に簡易トイレが一つある。待っている人はいないが中には一人入っているようだ。そこでトイレを済ますことにする。少し頑張って走ってもこのようなロスタイムで抜いてきたランナーに追いつかれる。M本氏にもここで追いつかれた「またトイレ~」などと言われたような気がする。まるでうさぎと亀だ。ゆっくり走ってもエイドでロスしなければ追いつける。逆に早く走ってもエイドでロスをすると意味がない。でもトイレは別にしてエイドを楽しむのもウルトラの面白さがある。
暫く経って待っているトイレから出てきたのは女性だった。女性だとさっと脱いでさっとする。というわけにもいかないであろうから、少々時間がかかっていたようだ。ここでさっと。と思ったが先ほどトイレに落とした白いものが分かった。ランシャツの前のゼッケンホルダーではなく、後ろのゼッケンホルダーであった。私のランシャツは背中が大きく開いていて、ゼッケンを付ける時はかなり下になる。今回はウルトラということもあり、ウエストポーチを腰に巻いていたのだが、走る時は後ろに、使う時は前にずらしていたので、前や後ろに移動する際に後ろのゼッケンの下側のゼッケンホルダーがとれたみたいだ。
上の2個でかろうじてゼッケンが付いているだけで、下側2つは飛んでしまい。フラフラした状態。このまま三方岩まで持つかな・・・もしかしてゼッケン外れると失格?と思いながら、予備のゼッケンが三方岩にあることを思い出し。とにかくそのまま走ることを決めた。
このエイドが23.5キロ地点ここでリセット。残り76.5キロここからがレースだ。
ようやくスーパー林道の入り口に登場。チームのメンバーがここまで試走したのを聞いていたが、確かに試走でここまで上がってくるだけでも相当な上りを経験している。その後更に上ることを想像すると、試走して良かったのかどうか?もしかして恐怖心だけ感ずるようになっていたのではないか?とも想像する。
このゲートを潜ると恐らく急に上り坂になるのではないかと想像していたが、それほどでもなかった。
逆に下りが出てくると、やはり折り返してから上らなくてはいけないか?とそれを想像して苦痛になる。ちなみに。20キロまでのラップは。
10キロ 1:03:45
20キロ 1:10:21(20キロまでにトイレに3回内着替え1回)
まぁこんな感じ。順調と言えば順調。エイドやトイレの分だけ10キロから20キロはちょっと時間がかかり過ぎだけど。珠洲の時は40キロまで4時間ちょっとで走っている。ただこれもコースによって違うからあてにはならない。
25キロ過ぎに「かもしか滝」が見える。
こんな風に走りながら写真を撮ってていいのか?ちゃんと走らなくてはいけないのではないか?と思いながら走るが、この時はこの難コース、タイムは別、一応は13時間でゴールをするということは決めてはいたけど、1分1分を削るようなレース展開を思っていなかったので、楽しむことを優先している。私はマラソンのレース前によく「楽しんで走ってきて」なんていう言葉を聞くことがあるが、あの言葉は嫌いである。レースなんて楽しいものではない、どちらかと言うと辛いものである。苦しくて、いつ立ち止まろうか、このままスピード緩めたら楽ではないか?と苦しさから逃げる自分と戦いながら、その戦いに勝ちゴールラインをまたいだ時点で、これで走らなくてもよい、しかも好タイムまでご褒美についてくる。その瞬間だけを楽しみに走っている。だからレース中に楽しんではいけ
ないとも思っている。その頑張っている自分に対して沿道から声をかけてくれる人の励ましだけを楽しんで走っていると言ってもよい。
そういう私が、この白山の大自然、そして日頃は走っては通れない白山スーパー林道を楽しんで走ろうとしている。ましてや心配していた天気も今日一日は雨の心配をすることもなく、山々の間を縫うように走る林道の日向や日陰のコントラストを本当に楽しんでいる。今日は楽しんで走ってもいいのだ。という思いで、まだまだ走れている自分自身を楽しんでいる。
私を含むチーム金港堂のメンバー3名がこの辺りでほぼ一緒になる。エイドの滞在時間で前に出たり後ろにいったり。
イニシャルで書くのも邪魔くさくなったので、もうそのまま名前でいく(笑)かねちゃんと石立君。最初は石立君がリードをしていた。ふくべの大滝36キロ地点でほぼ3人が一緒。景色を楽しんでいるかねちゃんを置いて、2人で先に走り始めるがあまりの景色にお互いにスマホを出して写真を撮り合う。レース中か?観光か?いやこの時はまだタイムなど考えていなかった。私は観光というよりもこのブログの為だと言ってもいいかも知れない。ここの写真は抑えておこう。
この前後だと思う。スタート前に書いたチップを付けた後でシューズを履いたのが後で困ったことになったということ。実は靴の中で少し足が動く状態である。特に左足が。ただチップがあるので、そのチップを外してまで再度シューズの紐を結ぶほどの余裕はなかった。走っている山側のコースから川側に出て、コンクリートの上に腰掛けてシューズの紐を結ぶ。それでも上の方しかしっかり結べなかった。まぁある程度はしっかりと結べたので、頂上を目指す。
前半の目標としている三方岩駐車場。その前に国見山駐車場という大きなエイドがある。ここまでは恐らくは走れる傾斜であろうと思っていた。
実はこの国見山駐車場から三方岩駐車場までは走ったことがある。4年前の2010年8月27日距離5.6km、標高差350m、最高傾斜度9%(平均傾斜度6%)「白山スーパー林道通行300万台達成記念事業「加賀・飛騨マラソン大会」というものがあり。ここから先を走った経験がある。
http://www.kinkodo.jp/blog/2010/08/27.html
上記のURLをクリックして頂くとその時のブログが出てきます。
そこからはずっと傾斜の強い坂道であることは既に経験済みであるが、それでもここまで32.7キロ走ってきてあと5キロくらいと考えると意外と近いものだと感じ始めた。
続く
というか終わらない。
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