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今日は色々とトラブルがあり、ブログの更新が遅くなりました。商品のトラブルからお客様にご迷惑をお掛けすることになったのですが、お客様もご理解を頂きお許しを頂きました。
お納めしようと思ってたベルトに異常があり、長さをカットできない状況であったのですが、商品の取り替えをお願いしました。当方の責任と申しますか、ちゃんと調べてなかったのがこのようなことになったのですが、お客様も受け入れてくれました。ご迷惑をお掛けしましたが、やるだけのこともやってご提案させて頂きましたので、ご理解も頂いたのだと思います。
何事にも一生懸命取り組まないと。
すみません。冒頭から余計な話しで。
商品が見えないと買ってくれない。当たり前のことですが、それで写真撮影は終わったのですが、まだアップできていないものもあります。これからも毎日頑張ってアップしていきます。
今日はシックなニナリッチのタイ。
シルバーグレーベースの落ち着いたタイ。フォーマルな席でも対応可能だと思います。
そしてこちらは花がらともハート柄とも言えるようなネクタイですが、ベースのジャガードにはしっかりと茎のような織柄が見えます。
それぞれ¥12,000+税 落ち着いた秋の装いに如何でしょうか。Yahooショッピング店にて販売しております。上記の画像を直接クリックして頂いても商品ページにリンクします。
それではここから完走記。
・・・・・・・・・・・・・・・・白山白川郷ウルトラマラソン完走記(6)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
折り返しての上り坂。ここからは辛抱。と言っても走り続けることはできない。いや周りが歩いているから、走らなくても良いかな?と思ってしまう。
ふと山の頂上を見ると遥か上方にこれから通るであろう道が見える。尾山師匠に帰りは絶対に上を見ないこと。と言われたがまさに上を見て失敗だと思った(笑)直ぐに目線を下に向けて再度走り、いや歩き出した。
ここで下りから時々抜いたり抜かれたりする先輩ランナーと一緒になる。迷彩のシャツに赤のロングストッキング。なかなかお洒落である。下りの時からペースが一定しないランナーだが早く走る時はむちゃくちゃ早い。
ひょんな事で会話をすることになる。走力もほぼ同じなので、一緒に走ったり歩いたり。何となく見たことがある人だと思っていたら。レースの4日前に我々がトラック10キロを4分半で刻む練習をしていた時にずっと一緒について来ていた人だった。本当に偶然。お話をお聞きするとジュピターの方で、それからは暫くはこの方と一緒に走ることになる。年齢をお聞きすると64歳(確かそうお話をされていた)近々のフルの記録は確か3時間28分だと言われてたように思う。かなり速い。
ただ脚は速いが話は長い。永遠とお話をされる。こっちが入るとこの方も走る。抜きつ抜かれつも一緒になった。
歩いているから、色んなランナーと話ができる。昨年この100キロを走ったというランナーの話も聞けた。昨年も復路は歩き通しだったらしい。ただこの時点で昨年のタイムよりも早いので、ゴールは13時間くらいですかね。ということであった。
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タイムは50キロの地点で5時間52分
丁度この坂を上っている60キロ地点で7時間12分であった。予定では行きが6時間帰りは7時間の13時間を想定していたので、ほぼそんな感じ。この上りを行きよりも1時間余分に見ているので、例え歩いたとして、トラブル無く走れれば13時間くらいは確保できると考えていた。4時スタートで13時間だと夕方5時。まだ明るいうちにゴールはできる。
相変わらず先輩ランナーと一緒になる。何となくペースが乱されるような感じがして、早く離れたいと思うが、離れようとすると話しかけられる(笑)しかしずっと歩き続けている。このまま歩いてたどり着いたとしても完走と言えるか。ウルトラを走ったと言えるか?という気になってきた。脚は大丈夫である。じゃあ走れと言われそうだが周りも歩いている。いや走っている人もいるが、早歩きでもそんなに変わらないのではないか?というペース。恐らく300メートル程走ってようやく10メートル離されるか?という程度のスピード。これだったら早く歩いた方がいいのじゃないかと判断しても当たり前。
二年前の珠洲のウルトラマラソンの時は身体中が痛く、ボロボロになってゴールしたからこそ感動もあった。このまま楽にゴールして果たして感動があるのか?と思い。走ることにした。ただ走り続けることはできないので、400歩走って100歩歩く戦略をとった。400歩以上あるくと心拍数が上がりきつくなるので、きつくなる前に歩く。これを繰り返す。勿論400歩といっても400行く前にきつくなって歩く箇所もあるが、それはまた心拍数が落ち着いてきてから400歩走るという方法に切り替えた。
これで先輩ランナーとも離れていった。
この辺りで今回の私のミッションが始まる。50キロ走ってくる知り合いのランナーをすれ違いで見つけた時はツーショットを撮るというミッション。
最初に見えたランナーを見て驚いた。
本当に頑張りやさんのランナー。フルマラソンを1度走り、その次のレースがフルではなく50キロのウルトラ。このレースに出るために早朝4時から夕霧峠(金沢から富山の県境標高845メートル)を何度上ったか。流石に練習は嘘はつかない。小さくて軽い身体でチーム内トップで走ってくるとは。結果は50キロ女子で8位だったとのこと。本当におめでとう。
次に現れたランナー。中村氏。申し訳ない。私と撮ろうと思ったが逆にカメラを向けられて撮られてしまった。それでタイミングを逸してしまった。申し訳ない(笑)
そして次に現れたのが山田麺。
麺工房山田を営む彼。アダ名は「山田麺」そのままだが(笑)何故か変顔をする。3枚程撮ったがこれが一番なかでもまとも(笑)
62.5キロ通過。残り38.5キロかと思ったら安心した。ウルトラ走ると距離感がおかしくなる。練習で今から38キロ走れと言われるとぞっとするし、フルマラソンの練習でも38キロも走ることはないのに。あと僅かと思うのが面白い。
それからもツーショットは続く。
金沢市のPTA会長もやったことがある男であるが、マラソンをやるとは思わなかった。
チームムラピーのメンバーも。しかし何でこんな帽子被っているのだ?
その後も知り合いのランナーとすれ違いお互いにエールを交わしたり、急に「宮谷さん」と呼ばれたり色々したがもう少しで頂上。
すすきも見え、まさに秋の白山を楽しむ最高の天気の日にウルトラを走れる喜びを感ずる。遥か眼下に今通って来た白川郷が見える。
下りのあの賑やかなエイドに再度たどり着く「チームムラピー」のエイドだ。また大きな声が聞こえてくるので、もうすぐエイドであることが分かる。歩いてたどり着くとカッコ悪いので、ちょっと前から走ってみた。走ってエイドに着いたので、意外と元気な私の姿に驚いたらしい(笑)水を頂き、気温がスタート時点とは違ってかなり上がってきたので、柄杓で水をすくって頭からかけてもらう。自分でかける場合は遠慮もすのであろうが、思いっきり首元にかけられた。まるでプールの滑り台を滑ってきて、そのままざぶ~んとプールの中に放り込まれたような感じである。一瞬息ができなかった。もう一回いきますか?と言われて丁寧に遠慮させて頂いた。
何故かこの辺りではこの距離表示ばかりを写真に収めていた。早く帰りたいのであろう(笑)あと30キロ。上りきったら30キロ切っているのだ。
上りはエイドが遠い。エイドまで500メートルの距離表示を見てもなかなかエイドが来ない。ここまで来るとエイドであったランナーは同士である。頂上まで2キロ程に迫ったエイドで残りの距離を聞き。「2キロなら平地なら8分でいけるのになぁ。」と呟くと隣のランナーも同調してくれた、エイドのスタッフの方は8分って私だったら自転車ですね。と笑って応えてくれた。
少しフラットになり、向こうに三方岩駐車場が見えてきた。ようやく上りきったか?。後は下るだけだ。
続く
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