金沢ロードレース完走記 自己ベスト更新

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すみません。仕事が忙しくてブログ書けてません。いやマラソンのことだと直ぐに書けるのですが、仕事のことは逆に間違えてはいけないですし、商品写真も綺麗に撮らないといけないので時間がかかるのです。



昨日も中途半端な投稿になりましたので、今日改めて書かせて頂ければと思います。



早朝5時20分起床。いつものアルミの器に入った月見うどんと、コンビニのおにぎりを食べます。朝の減量化作戦(トイレ)もうまくいきました。スタートが何しろ8時20分というかなり早い時間。これくらいの時間に食べておかないと横腹が痛くなりそうで。ただ今回はちょっと食べ過ぎたみたい。満腹感を持ったまま、西部緑地公園の競技場へと車で向かいます。




メンバーが先にブルーシートを敷いて待っててくれました。雨天の場合は雨天走路に陣取る人が多くて大変なのですが、今回は晴天。割りと余裕で場所をとることができました。どんどんメンバーが集まってきて、スタート1時間前。開会式での高橋尚子さんのスピーチを聞いて、スタートの準備をします。暖かいと言っても流石にランシャツ・ランパンになると肌寒い。


わりと早めに用意ができたので、スタート地点に向かいます。スルスルっと前に出て行くと、なんとスタートの一番前インコースに陣取ってしまいました。一歩下がって一番前から二番目に。石川ランナーズのM君が横に来て談笑します。こんな前からスタートしてもいいかな?って。彼はサブスリー(フルマラソンを3時間以内で走るランナー)ですから、当然この位置でもいいでしょう。


あっという間にスタート時間。キューちゃんの掛け声があり、そのまま号砲がなってスタート。アウトコースからどんどんランナーが内側に入ってきます。前からスタートしたので、いつもの遅いランナーを抜いていくストレスはありませんでした。自分のペースを維持しながら、流れに乗ります。逆に私のペースが速いランナーには邪魔だったかも。




陸上競技場を3分の2走って外に出ていきます。インコースですからうまく外に出ることもできました。陸上競技場を出て直ぐに左折、外周を走りながら、直ぐに右折。ちょっとした傾斜を上ります。


恐らくこの辺りだったと思います。1キロ行くか行かないかの時にO師匠が私の横に。まだ1キロなのに息が荒い。1キロのラップが3分53秒。別に心理戦に出たわけではありませんが、「息荒いですね、大丈夫?」と確認したわけでございます。実力から言うとかなり上なので、おかしいと思ったのですが、私の前をどんどん進みます。数キロまでは背中も見えたのですが、結局はゴールするまで見ることはありませんでした。


私が先頭からスタートしたので、チームの速いメンバーに抜かれ続けます。H瀬氏。以前は金沢在住でしたが、今日は松本からの遠征。両手を上げてリラックスした様子で一声かけてもらって抜いていきます。故障中だと言いながら、結果は21分台だったとか、化け物です(笑)




また7~80メートル先に一緒に練習を重ねてきたKちゃんを見つけます。彼が目指すタイム、そして私の目指すタイムもほぼ一緒。彼とどういう展開になっていくか、色々考えながら背中を追いかけます。


そうやって走っていると、次に私の横にN師匠。故障しているはず。でも実力から言うとこんな所をチンタラ走っている力量ではない。言葉は交わしてないと思いますが、私の横を抜き去ります。




そして次。次はM中君。以前はチームで駅伝も走ってくれてたのですが、転勤となり、今日は滋賀県からわざわざ金沢に来て参戦。高架の下をくぐって上りきる所で、大きな息を私の横でついて抜き去りました。そのままN師匠も抜いて先に行きます。実力は恐らくハーフ80分くらいで走れるような彼ですから。




概ね抜かれるであろう人には抜かれました。後は追っかけられるだけ追っかけるだけ。Kちゃんの背中を見つめながら。2キロのラップが3分56秒だったので、ちょっと早いと思いラップを落とします。3キロのラップが4分12秒。目標は90分切りだったので、4分15秒でいいはずなのですが、急にここまで落ちると少し焦ります。4キロのラップは4分5秒。しんどくない程度にスピードを上げます。




5キロのラップが4分7秒。いい感じです。


6キロ辺りに大豆田大橋があります。実はこの金沢ロードレースのハーフのコースに出走するのは2009年3月22日でしたその時のタイムが1時間34分59秒。その時はこの橋を渡るちょっとした上り坂もきつく感じてました。今年はそうでもない。やはり当時から比べると走力が付いたのかも?




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この橋の上にウルトラマンの着ぐるみを着た、チームメンバーのT本氏が応援してくれてます。まずはKちゃんに声援を送って、その後直ぐに私も通ったので忙しかったでしょう。

さて、これからはKちゃんの背中そして時計を見ながらペースを刻みます。2009年の時に走ったイメージから言うととにかくゴールまで遠かった、あの角まで遠かったというイメージだったのですが、当たり前ですが、当時よりはスピードも上がり、走力も付いてきたので、あの角までが意外と近かったりもします。




金石街道に入る道を左折して、暫く直線の道に入って直ぐ。前情報からKちゃんのお母さんが応援しているのは知っていました。15メートルほど前を走るKちゃんを応援した後だったので、確か私からお母さんに声をかけさせて頂いたと思います。少し驚いた感じでエールを頂きました。




さて、直線。Kちゃんとの距離を測りながら脚を進めます。目の前にはKちゃん。そしてその前には黒いちょっと変わったバックプリントがあるTシャツを着たランナーが走っています。6.6キロの給水ポイントで、ふとその黒いTシャツのランナーが横に並ぶのを確認すると、声を掛けてきました。別のチームとうちのチームとも掛け持ちでいてくれるA里氏でした。「そんなTシャツ着てるの誰か?と思ったらあなただったのか?」と声を掛け、先に行ってもらいます。Kちゃんが前に出たり、A里さんが前に出たりしていましたが、3人で暫く同じようなペースで走っていきます。A里さんは10キロでも40分を切る速い脚を持っていますし、多分自重しているのではないかと推測しながら、結局はこの3人で暫く走ることに。




高速道路をまたいで直ぐの所が10キロ地点。この時点でのタイムが41分2秒。そこそこのタイムで走れていることを確認。またこの辺りからふと身体が軽くなったのも感じました。ようやく身体が温まってきたのかも?




10キロ前後であまり記憶にないのですが、Kちゃん、A里氏、そして私の3人の順番が多少変わったかも。長い直線が終わり、左折をすると前回もそうですが、向かい風になる予定。風向きも調べていましたが、南からの3メートルの風なはず。確かに向かい風ではあるが2009年走った時に比べると微風な感じでした。




さて最後の直線。確か川を渡る橋があったはず。暫く行くと、橋が見えてきます。上りはピッチで上り、下りは前傾でスピードを上げる。少し風が強くなった気がしたので、左に寄って前のランナーの後ろに入ろうかとも思いましたが、この辺りをこのスピードで走っているランナーも少なくなってきているので、ランナーの後ろに移動しても風避けにもなりません。




ふと遠い前方に目をやると、N師匠がセンターライン寄りで走ってます。ちょっと回転が悪いような気がしました。やはり痛めた脚が辛いのか。そのうち、Kちゃん、A里さん、そして最後は私も抜かせてもらい、チームメイト4人が並走するような感じで進みます。



私の記憶ではアップダウンのある橋は一箇所だけだったのですが、もう一箇所出てきました。正直言うとちょっと辛い。ピッチで上り、フォームを大きくして下る。坂が苦手な人もいるようで何人かかわすことができました。


N師匠は私の後ろなので、状況を確認することはできませんでしたが、前の二人と私の3人はデッドヒートを繰り返している状況。以前に走った時の記憶から言うと、この向かい風の吹く直線は我慢をして、本当のスタートは左折し住宅街に入ったところからだと認識していた。


3人ほぼ団子状態でコーナーを左折したのですが、私が最初に前に出ます、その後A里さんが私についてきて、その後私を交わしました。私も粘ってスピードを上げていきますが、流石スピードランナーどんどんスピードが上がり、住宅街内のコーナーをいくつか曲がると姿も見えなくなってしまいました。


残り3キロ。背後のKちゃんの様子を想像しながら、とにかく脚を前に進めます。体幹トレーニングを積んできたはずなのにこの辺りから腰が下がってきているのを感じます。下腹に力を入れ身体を起こし脚を進めます。心肺もかなりきつくなってきた。でもラップは4分15秒までいっていないので、目標の90分切りはできそう。


後はどれだけ頑張れるか、我慢するか、気を緩めないか、これによってゴールした後のタイムに関係してきます。ここでスピードを上げた時に私の悪いクセ。気管に唾液が入っていき咳き込みました。後でゴールした後に、私よりも5秒速くゴールしたランナーから、咳き込む前はずっとリードされてたので、あのまま追いつけないかと思った。咳き込んで抜けた。と言われ愕然。失敗しました。




この辺りから右ふくらはぎに電気が走るのを確認し、痙攣の予兆を心配しながら、とにかくあと3キロ脚よ持っていてくれ。と願い頑張ります。18.1キロの給水所、前を走る数人のランナーはスルーしましたが、私は脚の痙攣の兆しもあったので、コップを1杯とって水分補給を致します。さぁあとは辛抱してゴールするだけ。直線を右折し、そして更に右折するともう西部緑地公園内。真っ直ぐ進むと、陸上競技場に入る為のゲートが見えます。さぁあとトラック1周。トラック内には10キロの遅い方のランナーも走ってます。それらを交わしながら、ラスト300メートル。時計も見ていません。とにかく脚をかばいながら、できるだけ出せる早いピッチで、ゴールまで駆け抜けようとします。ゴール前70メートル辺りで高橋尚子さんが入ったッチをしてくれています。右手を上にあげて見事ハイタッチ!。さて残りは猛ダッシュでゴール。



時計を止めて時間を確認すると、1時間27分29秒。驚きました自己ベストの記録だったから。



その後記録証をとりにいき、プリントアウトすると、正式タイムは1時間27分30秒でした。よく頑張った。自己ベストは素直に嬉しい。それよりももう年齢から言うとタイムを伸ばすのはなかなか難しいと思ったところ、2年前の自分に追い付くことができた自分が素直に嬉しかったりもします。




ゴール後はこの完走記の最初の方に出てきた、私を抜いていったメンバーとタイムと状況を確認しながら、止まったら絶対に攣るという両足を引きずりながら、チームのメンバーのもとに。



よく頑張りました。人から褒められる前に自分で褒めてました。頑張った、頑張った。この日の打ち上げは20名強。私は料理が出てくる前に生中を飲み干し。何杯飲んだか分からないフラフラの状態になりながら帰宅。


今回も短いですが、完走記を書かせて頂きました。皆さん本当に有難うございました。




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GARMINは珍しく距離長めに出まして、ラストは0.14キロ 29.8秒 平均ラップ4:08秒でゴールでした。

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