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後編を書く前に、このことを言っておかないと。コースは厳しかったけど、運営、そして設営は素晴らしかったと思います。分かりやすい表示と、雨の中でも必死にサポートしてくださる皆さん。本当に感謝しております。そのことを先にお伝えするべきでした。有難うございました。
前編を書き終えてからフラッシュバックのように、色んなことを思い出しております。前編に遡ることになりますが、お許しを頂ければと思います。
スタートして5キロくらい行った所で、PJOチャンネルで有名なM氏に会います。確か前日まで脚を痛めていて鍼灸院にかよっていたはず。その彼が3時間20分を狙えるようなラップで走っていたので、すれ違い時に「早いけど大丈夫か?」聞きました。彼がなんと答えたかは記憶にありませんが、かなりのスピード。
10キロ地点はこんな感じ。
増田明美さんとハイタッチ!しました。先月の金沢ロードレース時の高橋尚子さんに比べるとモチベーションは上がりませんでしたが、それには理由があります。増田さんの実況中継は冷静そのもの。高橋尚子さんはレース途中に両手を出してハイタッチをしますが、増田さんは沿道の端の方にいたので、私から走り寄ってハイタッチをお願いしまた。何だかハイタッチした時も冷戦に分析されそうな気がしました。「飛ばし過ぎかね?」と。
ここで再度レース半ば過ぎに戻します。
足攣りを誤魔化しながら、走ったり歩いたりを繰り返します。26キロから30キロまでは5分を超えるラップが4回。後で考えるとあの状態でよく6分超えなかったと思います。
GARMINの記録ですが、青いのがペース。途中で白くなって下がっている箇所がありますが、これは完璧に立ち止まっているところ。何度立ち止まっているのだろ(笑)
その間も何人もの知り合いのランナーに抜かされます。こそっと抜いていく人。一声掛けてくれる人。色々でしたが、声を掛けてくれた人にはとにかく言い訳「両足攣った」この数キロは情けなくて情けなくて。ただ頂いたサプリが効いてくれることを願います。
カーブを曲がると試走の時に走ったトンネルに近づきます。ここで女性のランナーに交わされますが、何となく攣りが治まってきた感じ。効いてきたか?その女性のランナーを頑張っておっかけます。ストライドは大きくないものの堅実に上り坂を上っていきます。一つ目のトンネルで追いつきました。この時点でかなりの雨が降っていましたが、トンネルに入ると当然雨は当たりません。しかし寒い。トンネルの中の方が寒かった。彼女を追っかけますが、少しずつ離されます。攣りは治まっていると思っているのですが、まだ恐怖感と闘いながら脚を進めます。4分40秒くらいで走っていた時と、この時点ではランナーの密度が違います。ペースが遅くなった分だけランナーが増えてきています。何とか頑張って走らないと。このまま治まってくれと祈りながら、2つ目のトンネル。長い長いの1キロもある下りのトンネル。確かこのトンネルをくぐると、更に下りがあって、折り返しになるはず。
と思いきや、トンネルくぐると少し上ってました(笑)僅かな距離ですが、その上りを何とかクリアして、下ります。そこで再度すれ違い。私を抜いていったランナーにすれ違います。スピードは戻らないものの何とか頑張らないと。
脚が攣ってから、チームのザッハトルテ君に抜かています。とうとう彼にも抜かれたか。彼も私に声を掛けて抜いていきます。
その彼の背中が見えてきました。少しずつその背中が大きくなってきたので、頑張って抜きます。気が付くと、彼も私を追っかけてきます。まだ余裕がある感じ。彼の目標はサブ3.5(3時間半)。私はトンネル前に、3.5のペースランナーに抜かれていますので、私もそのペースランナーを追いかけていました。『3.5』と書いた赤いベストを着た女性ランナーです。ザッハトルテ君に、「あのペースランナーを抜け」というとそこからスピードアップして女性ランナーに追いつきます。追いついた時点で、ペースランナーに話しかけています。女性だからでしょう。多分男だったら話しかけてないはず。(笑)そこで、追い上げていたペースからサブ3.5のペースランナーのペースに落ちてきます。今なら追いつける。
私も頑張って、ペースランナーに追いつきます。ペースランナーとザッハトルテと私ともう一人ランナーがいたと思いますが、並走しながら、ラップを聞きます。私の時計を見ると、かなり余裕を持って走っているような感じ。普通に走ってもサブ3.5はいけるはず。ただその前にあの急坂が待っています。
あと数キロ。ここから頑張れました。ペースを上げられましたが、また脚にピクッときてます。ザッハトルテ君を抜けました。あと数キロ頑張ってくれ。もう攣るな。ここの10キロは先週からトレッドミルでラストの10キロもがきながら走る練習をしていたのを思い出しながら走っています。頑張らないと練習した意味がない。
ここで、名医O氏に似たような後ろ姿を見つけました。もしかしたら落ちてきた。金沢マラソンプレ大会のように、背後からラスト抜けるか?と期待しましたが、横に行くと別人だと確認できました。名医は自己ベストでゴールできたようです。
さぁ最後の坂。多分必死に上がっているつもりですが、ピッチは30センチくらいになっているのではないでしょうか。それくらいじゃないと上れない。
100メートルも上がっていないところでしょうか?某有名国立大学陸上部出身のM中君が歩いているではないですか?「ふふふ。潰れたな」と悪魔のように後ろから忍び寄って声を掛けて抜きました。後から考えると黙って抜けば良かったように思うのですが。
その後きつい坂を上り、「きつい」と声を上げると、私の肩を「ポン」と叩く赤いTシャツを着たランナーが。某銀行の取締役じゃないですか?この方、私よりも年齢は上ですが、フルのタイムは3時間一桁なはず。しかもここは出身地らしく、前から走りたいと言ってたのを思い出しました。でもなんでここ走っているのだろう?少し会話をし、上り切った所で、少し下り。最後のエイドがありますが、そこはスルー。陸上競技場に向かう最後の坂を上りますが、本当にきつい。脚は限界。何とか陸上競技場にたどり着いてあと1周。しかしもう全く脚が上がりません。トラックあと300メートルを残して、先ほど抜いた某有名国立大学陸上部出身者がすごい勢いで抜いていきます。「おいずるいぞ」と思っても全くスピードが上がりません。ラストのストレートに入りますが、ゴールラインは巾が広く、目も虚ろでどの辺りがゴールかはっきり分かりません。
40 4:40.2
41 5:02.4
42 5:59.7
43 3:58.6
200メートル程GARMINと実際の距離が違っていますので、最後の43キロは長く出ています。
フラフラになりながらもゴール。時計を見て30分を切っていることにちょっと安心をして、よく頑張ったわ。と思い、メンバーの元に。一昨年と同じような感じ。早くゴールした枝雀師匠と、M中君のいる所に完走証を持ってフラフラとたどり着きます。ベストで無かったけど頑張ったわ。
それと改めて薬をくれたドナルドさん。心より感謝申し上げます。あの後心配して来てくれましたが、あの薬がなければ、ゴールできなかったかも知れない。本当に助かりました。
35キロから40キロの間に23人抜けたのが嬉しい。種目順位1658名中133位、部門順位624人中30位。ネットタイム3時間27分28秒。
土砂降りの中、雨がいっぱい入った鍋をとりに行って、頂きました。寒かったけど少し温まりました。
少し帰っちゃったけど、皆で最後は記念撮影。暫く休ませてもらうわ。
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fleaflicker
長野のゲストはQちゃんでした。
最後尾からランナーに混じって走ったり、コースの真ん中でハイタッチしたりQちゃんは盛り上げ方が違いますね。
オーダーシャツ屋金港堂
fleaflickerさん。
そうなんですよ。レースの間中、どこかに現れてハイタッチをしてくれるし、声も大きいし。Qちゃんなんて、一年中日曜日はどこかのレースに行っているのじゃないでしょうか?
有名人であることは間違いないですし、その有名人と触れ合うチャンスって普通はないですからね。でもあれだけの人とハイタッチをするのも大変だと思います。