マラソンに挑戦する会 30キロ

9日水曜日のトレーニングの後に膝に違和感があり、走れなくなり、その後直ぐに治療院に行き、先ずは痛みをとってもらうように治療してもらいました。最初は椅子に座っていて脚を上げるだけで膝が痛かったので。その後何とか走るには痛みがないようになり、13日の日曜日の朝練には普通に参加。下りでスピードを上げるのがちょっと怖かったけど、17キロ程走りました。ただその後も階段に上がる時、脚を伸ばしきった時に痛みが残ったので、ふたたび治療院に。荒治療で、「いて~~」と悲鳴を上げながらもやってもらい、痛みをとってもらいました。

それでも痛みは弱まったものの、ゼロにはならない状態で金曜日にジムのトレッドミルで10キロを走り、走ることでは痛みを感じなくなったので、今日の30キロ走を走る決意を。

ということで、全く走りこみが足らず、一体何分ペースで走ったらいいか全くわからない状態で、朝5時に起床し、いつもの通りにうどんを食べ、おはぎ1個食べて、8時スタートで時間がまだあったので、チームの朝練の集合場所に車で行きました。

マラソンに挑戦する会

メンバーが練習に行った後に車に乗り込み、一旦店まで車を停めて河川敷を会場まで。しかし見てください。この青空。快晴です。暑くなりそうな予感が。

マラソンに挑戦する会

朝練で大桑のぐるぐる公園から走ってきたメンバーと一緒に談笑。この時点でもまだどのように走るか決めていません。さぁどうしよ。「今日はどれくらいで走るのですか?」と聞かれても走りだしてから決めるしかないのです。

チームメンバーのA氏。最近めきめき力を付けているし、しかも速い!アップで4分半のつもりで走ったのに3分40秒だったとスタート前に言っており、ついていったら壊れるだろうと思っていたのですが、とりあえずは目標に。4分半でフルマラソン走れれば3時間10分ペースですから、私も当面の目標はその辺り。

もう一人のメンバーには、心拍数が150以上にならんように走るわ。と言ってスタート地点に向かいます。もう1人のチームメンバーがスタート数分前でサングラスが壊れたとのこと。一生懸命直しているようですが、ちょっと直すのが難しそう。その様子を見ていて、自分がレース用のメガネをかけてないことに気が付き、スタート3分前にテントに戻ってメガネをかけ直すという状況。でもそんなに慌てませんでした。

スタートしました。どんなスタート合図だったか覚えていません。

A氏の後をつけますが、出足はそんなに早くないと感じます。最初のラップが4分33秒。まぁそんなもの。2キロ目のラップが4分29秒。暫く30秒を挟むラップで彼の背中を追いかけながら進みます。しかし彼の背中が軽そうに見えます。そんなに腕振りも強くない、脚も軽く置いていっているような感じ。スタート前から身体が軽いと言っていました。私は重たいままです。

いいペースで走っているのですが、心拍数は160を超えてました。このまま走っても大丈夫か?と自問自答を繰り返しますが、まだ今は大丈夫。最終落ちていっても仕方がないじゃないか?とある程度覚悟を決めます。

河川敷を往復するコースなので、8キロ過ぎると風向きが逆になり向かい風です。きつい。ラップも落ちて4分40秒まで落ちます。10キロを過ぎた辺りから急に身体が軽くなり、ランナーズハイには距離も早いのですが、ラップが上がり4分26秒まで上がりました。

で、A氏の背中を追って走っていたのですが、最初の方で一度追いつきます。彼がラップを間違えていたのか、そんなにラップがあがっているわけでもないのに追いつきました。少し話を交わすとペースが上がってきたので、このまま並走するとどんどん上がっていくと考え、また少し下がって彼の背中を追うことに。

メンバーの応援も受けます。

マラソンに挑戦する会

元気な時(笑)

22キロ地点で4分30秒、21キロで4分28秒。ここまではいけそう。あと8キロこのまま上げ調子でと思った矢先に左ハムストリングスにピキッときたような気がします。まずい。その前後にA氏の背中がどんどん近くなってきます。どうしたんやろ?と思って聞くと、脚が攣ってきたらしい。自分も危ない状況でありながら、残り8キロくらいは何とかなるであろう?と思い、先に脚を進めます。

そしてメンバーがお嬢さんを連れて応援してくれているのに応えます。ただこの時点で既に脚がまずい。

マラソンに挑戦する会



しかし、まだ致命傷にはいっていなく、笑顔で通過。残りわずか。ここから直線を進んで、バイパスの下を下った時には痛みで動けなくなりました。25キロを4分55秒 26キロ地点では5分7秒と5分をまたぎます。そして27キロ地点では5分31秒。あと5キロなんだけどどうやって帰ろうかな?と考えます。エイドによって水やポカリ2杯。オレンジまで食べました。とにかく痛みがこないようにストライドを狭めにしてピッチで走ります。26キロ地点で知り合いのランナーからあと4キロと声を掛けてもらいますが、私は両足攣りました。と答えて走ります。


痛みもあちこち回ります。しかし同時に両足の痙攣とは珍しい。足首も固まり始めて、左足首が動かず、しかも勝手に足の指が収縮して地面をうまく掴めません。この辺りは周回遅れのランナーと向かいからくるランナーが交差し、勢いのある時は抜けるのですが、思い切って抜き去ることもできません。

ようやく広い道に出た時に、ポカリと水とオレンジが効いたのか、少しだけ走れるようになりました。本当にあと数キロ。

マラソンに挑戦する会

行きは笑顔だったので、帰りは苦痛に満ちております。

奇跡の復活、スピードを緩めたら何とか走れるように復活しまして。その後頑張りました。ラスト2キロは4分41秒、そして最後の1キロはエイドもすっ飛ばして4分15秒。誤差が10メートルあって10秒ほど。このスピードで走れるのだったら・・・

今お尻が痛いです。

マラソンに挑戦する会

GARMINのデータ。後半失速して、歩きが入って心拍数が急に下がっているのが分かるかと思います。しんどかった。でも走れて良かった。怪我から回復できたみたいです。良かった。

結果は。

マラソンに挑戦する会

ゴール後も足攣りがひどくなることもなく、笑顔でみんなを待ちました。色んな人からも声かけられました。65歳でまだ3時間30分くらいで走られる人とか、5キロまでしか走ったことがないのに、今日20キロ走った人とか。とにかく皆さんお疲れ様でした。

マラソンに挑戦する会

私が昼前までに帰らないといけなかったので、まだフルマラソン走っている人もいましたが、そこにいるメンバーだけで記念撮影。参加された皆さんお疲れ様でした。


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