昨日の続きです。2話で終わる自信ありません。
5キロの平坦な所を終え、ここから7キロ程続く上り。春にハーフのベストを出した時はずっと平地で、同じラップを刻んでいけばよかったのですが、このコースの場合は、平地と下りでタイムを稼いで、上りは落ちていくのを抑えるという走りをしなくてはいけません。しかも上りで100%出してしまうと、後半にへばってしまいます。難しいコース。
今調べてみると、私の最初のハーフマラソンがこの百万石ロードレースでした。2006年ですから、9年前。その時は1時間37分32秒で走れています。最初にしては上出来ですね。数えてみると今回が8回目。コースの隅から隅まで知っていると言ってもいいでしょう。
2012年と2013年に90分を切ることができて、そして昨年も怪我で練習ができなくて91分。今年も昨年同様充分に練習ができない状態だったので、どんなタイムで走れるかが不安だったわけです。
さて、レースに戻ります。上り坂は序盤2段の急坂が待ち構えてます。最初の坂よりも2段目の坂の方がきつい。しかも2段目の坂を登り終えても下るわけではなく、緩やかな上り。この辺りで練習不足がきいてくるのか。この時点で私の前を走るチームメイトは3人。いやもう2人いますが、その2人は次元の違う走りなので、スタートした時点で姿は見えず。
6キロ以降のラップはこんな感じ。
6キロ 今回 4:22 一昨年 4:26
7キロ 今回 4:28 一昨年 4:24
8キロ 今回 4:30 一昨年 4:26
9キロ 今回 4:29 一昨年 4:24
10キロ 今回 4:25 一昨年 4:22
10キロ走って8秒くらいしか差がないので、まずまずか。ただ30秒になった時は今回はダメかと思いました。
8キロ目辺りで黄色の上下のランシャツランパンのランナーと抜きつ抜かれつになります。折り返し辺りまでほぼ一緒になります。永安町の交差点を上りきった所でようやく平地に。その時点でチームの美ジョガー2人の応援をもらいます。ただ息が上がった状態なので、恐らくは手を上げるのが精一杯。帰りも彼女たちは応援の為に待っててくれました。ここで暫くは上りも終わり、商店街の中を走ります。後は若干の上り下りがあって、折り返すのみ。最後の辛い坂を上れば半分終わり。
10キロ地点を越えた時点で確か43分くらいだったと思います。ハーフ21キロの半分に来た所にボードが立っていて、距離を知らせてくれます。恐らく44分台だったと記憶しています。45分を切っていれば、倍にすると90分は切れる。しかも帰りは下り基調。
その時ちょうどトップのランナーが折り返してくるのとすれ違います。速いなぁと思いながら、右にランナーを見ながら、そしてその間に黄色のランナーの気配を感じながら走ります。
4位のランナーが通り過ぎた時に、その黄色いランナーが4位のランナーに「4番目4番目頑張れ!」と叫びます。恐らく知り合いのランナーなのでしょう。1人抜けば3位。声援を送るのも分かります。4位のランナーが視界から消えて暫くして、その黄色のランナーが急に私の方に向かって「4位で間違いなかったですよね?」と聞いてきました。え?ここで私に確認?と思いましたが、私も数えてましたので、「ええ間違いなく4位ですよ」と答えました。
その後これから上りの勾配もきつくなろうかという時に、その黄色いランナーがペースを上げます。あっという間に2メートル3メートル。7~8メートルくらい離れていきます。
そうかと思うと、ふと私の左横に、マラソンに挑戦する会の30キロで、私の先を走り、ペースメーカー的な役をしてもらったA氏が登場。最初の数キロでキロ4分を切るようなペースで走ってきたので、今回は追いつかないと思ってたのに、やってきました。奴が。何だか隣でニヤリと笑ったような気がします。言葉を交わしましたが、忘れました。そして彼は私を黄色のランナー同様に脱いていきます。ちくしょ~。今回もこのA氏との争いになるのか?
折り返してくる、チームメイトと手を上げてエールを交換しながら、自分も最後の急勾配を駆け上がります。数年前よりこの上り坂はピッチを意識して小股で上がることを覚えました。上り坂の前にジュピターの皆さんが応援してくれています。「みやたにさ~~ん」と言われた気がします。今年の春の加賀温泉郷マラソンで脚が攣って走れなくなった時に、コムレケアという薬をくれた命の恩人です。嬉しかった。
さぁここからが本番です。上りで使ったタイムを下りで取り返します!
写真は折り返してから数キロ。最後の坂を上る時の写真です。チームメイトがスマホで撮ってくれました。ブログの内容はまだここまで行っていません。
で、今日はここで時間切れ。なんだか3話でも終わらないような気がしてきました。申し訳ありません。
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