初売りも終わり、仕事始めが今日の人もいるようで、静かな商店街でございます。ようやく通常の日常に戻った感じがします。
さて、昨日も商店街の新年会の中で金沢マラソンが10月23日に開催されるのですね・・・という話題が出てました。昨年は11月15日。応援する方は寒かったということですが、実際スタート直前に雨は降りましたが、ランナーにとっては決して寒いと感ずる気温ではなく、私もランシャツランパンで走りましたが、寒く感ずることはありませんでした。50名ほどが低体温症で走れなくなったらしいですが、1万2千人の中の50名。私が想像するに低体温症で走れないのではなく、走れなくなったので低体温症になった。というのが本当だと思います。いわゆる練習不足で走り切る走力を持たないでレースに出てしまった。全ての人がそうでないとしてもそれに近いのではないかと思います。2010年3月の能登万葉の里マラソンはスタート地点で気温2.4度。今回の金沢マラソンよりも遥かに気温の低いレースも経験しております。今回私もそうですが、後半に足を攣ってしまう人を多く見かけたのと、実際に攣ったと聞く人が多かったのはランナーにとっては気温が幾分高かったのではないかとも想像します。今年は走る人より応援する側を優先したのか。間違いなく11月半ばよりも10月の方が気候は安定していますし、第1回大会が11月に決まった時は、たまたま雷や雨の多い年で、こんな時期にやってもいいのか?という議論もありました。
さて、10月23日に金沢マラソンが開催されるとなると、既に富山マラソンも10月30日開催を決めておりますので、間は一週間。今年は二週間あったので、両方を走りましたが、流石に一週間では無理とは言いませんが、多くの地元の人間はどちらかに絞ってくると思います。富山マラソンは先着、そして金沢マラソンは抽選。これが両方抽選であったならばどちらもエントリーして当たった方を走る。両方当たったらどちらかを決めて入金する。という方法がありますが、先着と抽選では悩ましい。また富山マラソンの同日に大阪マラソンが開催されます。チーム内でも東京・大阪・神戸マラソンはとりあえずエントリーするメンバーがほとんど。ちなみに神戸マラソンは11月20日ですから、金沢・富山・大阪のどれかを走ったとしても、走れないことはない。
今金沢マラソンが11月から10月に変更になり、これから出てくるであろう色んな問題。例えばこの時期だと大学や公民館などのイベント時期に重なるのと、その他の団体においても一番秋の事業が多い時期。運動会なども開かれる可能性もある時期。気候が安定した時期を選んだとしても、応援してもらう人を確保するのがなかなか大変ではないかと思います。
来年は金沢マラソンも倍率上がりますかね?と専門家でもない私に聞いてくる人がいますが、この時期は都市型マラソンも乱立。11月15日のままであれば、昨年並の倍率の確保もできたような気がしますが、時期がずれたのが吉と出るか凶と出るか。実際に富山と金沢とが一週間しか離れていませんし、その辺りどう影響してくるかというのも問題になるかと思います。また2016年はちばアクアラインマラソンが同日に開催されます。どれだけの人気があるレースかは分かりませんが、北陸新幹線が開通してアクセスが良くなった北陸に来て頂けるか、近場の千葉を走ることを選ぶか。そちらも気になる所であります。
倍率がいくら高くても、昨年同様の定員であれば、走れる人数は1万2千人。5万人6万人の応募が仮にあっても、経済効果は1万2千人分だけです。そのうちの県外から宿泊で来ている人の経済効果は大きいかと思います。と言いながらも我々も同日に打ち上げをやっていますから、微々たるものかも知れませんが、金沢の経済に寄与しているのではないかと思います。倍率はそのレースの人気度合いを示す観点からいくと、倍率が高ければ高いほどスポンサーもお金を出しやすい。というのは間違いなくあるようです。
私が最初にレースに出た金沢市民マラソン。2004年の11月。ハーフは2006年の10月。ハーフを走るまでに2年。4回10キロを走って腕を磨くというよりは足を磨いてからようやくハーフに挑戦。それが今ではフルマラソンの制限時間が7時間でもあることから、エントリーして当選してから練習を始めるという人も多いようで、マラソン自体が気軽に走る競技になってしまいました。今のところはランナーの数が減少することはないとしても、この激戦の10月11月に開催されるということは、様々な工夫が必要になるのは間違いないと思います。既に数回の経験を持つ大会であれば、大阪マラソンのように連続落選枠を設けているところもありますし、制限時間をクリアした人だけの枠を作ったりと様々な工夫が見受けられます。まるで受験生を確保しようとしている大学のような感じです。
私のように本当にマラソンを趣味として、自己ベストを目指して練習を重ね、どこかのレースに絞って挑もうとしているランナーもいれば、レースを数多く走りファンランが中心の人も。また、とにかく一度は都市型マラソンを走ってみたいという、経験は少ないがマラソンに興味を持っている人。そして金沢市も含めて、経済効果を期待している行政や経済界。色んな思惑が重なる都市型マラソンです。
ただランナーとして感ずるのは、都市型マラソンが経済効果を期待して行われているというのはよく分かりますし、それがないと都市型マラソンをやる価値が薄いというのも分かります。走らせて頂ける環境を用意してもらうというのはとても嬉しいことではありますが、あからさまにお金を落としていく対象として見られるのも残念な気がします。人気がなくなってきたから止める。という時期が何れの日にかはくると思いますが。そうなれば。まだマラソンがこのように脚光を浴びる前から回を重ねてきた歴史ある大会だけが残っていく。そんな時代になるのでしょう。純粋にスポーツ振興、健康な身体を作る為の振興であるということを表現するのも大事なのではないかと思います。
果たして2016年の金沢マラソンも大盛況、大成功に終わるか? それは昨年の反省を踏まえて更なる工夫をこらしていく必要があるのではないかと考えております。
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