昨日とある人と話していたこと。日本料理でも中華料理でもイタリア料理でも全ての料理屋さんで、まずいものを出すお店というのはない。ということ。まずいものはないのに、どうやってお店を選んでいるのだろう?とふと思ったわけです。たまに、他のレベルよりも美味しいお店はありますが、でも今考えてみて、今直ぐにどこどこのお店のこの料理を食べたい!と思うような料理もないし。じゃどうやって店を選んでいるかというと、利便性であったり、そのお店に直ぐに予約が可能であったり、無理を聞いてくれる店主やスタッフがいたり、またまた、料理のクオリティに見合うか、クオリティ以上に安いと感じたり。なんだかそんな感じでお店を選んでいるような気がしました。それは、やはりどこのお店も美味しいからだと思います。日本って凄いと思った次第です。お前が言うなと言われるかもしれませんが。
料理屋さんはやりたくないですね。お店の数も多いですし。
シャツ屋さんは・・・お店の数少ないけど。需要も少ないか?
美味しいシャツは作れませんが、お好みにあったシャツをお作りできるように致します。コストパフォマンスが高いかどうか。お客様次第ですね。よろしくお願い致します。
今日はシーアイランドコットン(海島綿)のご紹介。恐らくはコストパフォマンスに優れているのではないかと思います。それでは
Seaisland Cotton (シーアイランドコットン・海島綿)とは何か?というところから。
■世界最高級コットン『海島綿の希少価値』
シャツ生地の糸の良し悪しを示すのに糸番手という糸の細さを数字で表すものがあります。その他に原綿の良さを示すものがあります。糸の良さはその原綿がどれだけ伸びるかによって判断されます。良く伸びるものを超長綿と言い、その代表格がこのシーアイランドコットン・海島綿なのです。
■カリブ海だけに育つことが許された神の贈り物。
カリブ海の西インド諸島のバルバドス、アンティグア、ネービス、ジャマイカ、そしてユカタン半島のカリブ海に面したベリーズ。年平均気温26~28℃で昼夜の温度差も少ない。年間総雨量1,100~1,200mm、年間そう日照時間3,000時間以上という気象条件。綿木の発芽成長時期は雨期で、収穫期は乾期という棉栽培に最適な気象サイクル。肥沃で水はけの良いアルカリ性の土地・・・等が均一で節の少ない優れた綿が育つ風土となっています。また、綿の摘み取りは手摘みに徹底されており、ひとつひとつ丹念に収穫されています。
過去には世界各地で栽培が試みられましたがすべてが失敗に終わり、その栽培は今もこのカリブ海の地域だけで、行われています。従って、年間の生産量は世界の綿全体の10万分の1以下という希少なものになっています。まさに「海島綿(シーアイランドコットン)」はカリブ海だけに育つことが許された神の贈り物なのです。
『幻のコットン』
英国貴族に守り抜かれた、門外不出の生い立ち。
コロンブスが1492年「バハマ諸島」を発見してから約100年間、西インド諸島はスペイン領でした。
その後16世紀には英国に輸入される原綿のうちの3分の2が英国領西インド諸島からのものとなっていました。その頃「海島綿」で紡いだ糸がアメリカ産の綿の400倍もの高値で取引されたという逸話も残っています。まさに世界中の人々から羨望の目で見られるようになり、「幻のコットン」と呼ばれるようになりました。
20世紀に入り、英国農務省の指導のもとに西インド諸島海島綿協会が設立されました。紡出も厳しく管理され、英国の名門紡績会社3社だけが独占的に行ってきました。まさに「海島綿」は門外不出の条件下で、その高品質を守り抜いてきたのです。
モノ創りの日本で融合。
英国王室が大切に育んできた「海島綿(シーアイランドコットン)」は1975年に日本市場に原綿が供給されました。その「幻のコットン」と呼ばれた希少性と品質の素晴らしさに魅せられて集ったメンバー達の手により、素材を活かした上質な製品が生み出されています。
シーアイランドコットンのオックスフォードの生地です。お仕立て上がり¥18,000+税です。
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