金沢マラソン完走記。今日のは面白い！！！

金沢マラソン完走記。

起床時間５時予定。直ぐに起きれないと思って、iPhoneのアラームを４時５０分、５時１０分にセットして就寝。

夜中に一度目が覚めたが、ぐっすりと寝れました。何故か見た夢がフルマラソン一度しか走ってないのに、シューズの裏側がすり減って真っ平らになる夢。まぁ結果に左右しないからいいか？

それで目が覚めて枕元のiPhoneを覗くと４時５９分。神業。１０時半ころにはベッドに入っていたので、６時間半しっかりと寝て目覚めは良く、アラームを解除しようと思ってiPhoneの設定を見ると。

アラーム

１時間違ってました。危ない危ない。よく目が覚めたと思います。歳とるとそんなものです。

６時１０分には自宅を出て、当店がスタートから本当に近くなので、チームメンバーに解放させて頂き、みんな集まりました。こんなに沢山。絶対にバーゲンの時よりも店内混んでます。

チーム金港堂集合写真

昨年はもたもたしていて、Aブロックの後ろの方でしたので、今回は１時間も前から並びました。なんと先頭から４番目。後ろにサブスリーランナーが沢山見えます。

今日はどんなプランで走るのか？と隣で一緒に座っていたA氏に聞かれ、ラップを書いたテープを彼にちらっと見せ。そしてスタート時間を待ちます。後ろが混んでいるので、前の方にずれてくれと言われて、二度ほど前に移動しました。

スタート２０分前になり、そのラップを書いたテープを手に貼ろうと思ったら、ありません？ん？なぜ？多分見せてそのまま路上に起き（その時は座っていたので）移動したので、置いてきてしまったみたい。

これがそもそもの失敗だったかも。設定は４分３７秒で、１時間１５分を切る設定だったのですが。

ゲストランナーの紹介が終わり、山野金沢市長の号砲で一斉にスタート。滑り出しは順調です。ただ１時間も座っていたので少し尿意があります。石川門を過ぎたすぐの裁判所の前にはトイレが並んでいたので、ランパンの紐を緩めたのですが、どうも混雑してようは雰囲気。諦めました。

橋場町を過ぎ、武蔵ヶ辻の交差点を左折して暫くすると、サブスリーのペースランナーに抜かれます。その後ろにはサブスリー狙いの沢山のランナーが集団で固まっています。暫くついていきましたが、大したペースではないと勘違い。石川ランナーズ☆のM氏に抜かれ、早くないですか？と言われ、その通りと思いどう調整していくか考えますが、考えただけでした。

１キロ：４分１０秒
２キロ：４分８秒
３キロ：４分１８秒
４キロ：４分１６秒とかなりのハイペース。設定よりも２０秒も早い。しかもサブスリーのペースランナーが見える、いけるんじゃない？と勝手な勘違いも始まる。いやそんなことはない。見えているのはいけないと思い。

ここでトイレにピットイン。３０秒で終わるかと思いましたが、結構時間かかりました。ここのラップが。

５キロ：５分８秒　完走証の記録では２２：２２秒（ネット）そこで、O先生の横になります。絶好調のチームメイトなので、恐らくは着いていったら大変なことになると思い、無理をしませんでした。

そのまま自宅近くの街中を走ります。多くの応援を頂きます。「金港堂！」とか「宮谷さ～ん」とか沢山のお声掛けを頂き、本当に有難うございました。過ぎてから声が聞こえたりして、全ての方々にお応えできずに申し訳ありませんでした。

そこから少し登ります。ただこの辺りはトンネルもあり、GPSが捉えられなくて時計のラップはむちゃくちゃ５分を超えているようなラップもありますので、１０キロ地点のラップが２２分３１秒。上りでまた頑張り過ぎたかも知れません。最初の５キロと１０秒も変わっていない。

杜の里に入り、ずっと向こうにジュピターの先輩ランナーを見つけました。６０歳を過ぎてます。早い。着いていかなくてはと思ってまたペースアップ。

ラップが正常に戻った１３キロ地点で４分２４秒、１４キロ地点で４分２４秒１５キロ地点４分１６秒。明らかに飛ばしすぎです。ただこの辺りで集団７～８人くらいで走ったのですが、当たり前ですが、そのスピードですから、まさに風になったような感じ「風になれ♪」です。気持いいのです。アホです（笑）

何人かの知り合いのランナーを見ましたが、皆飛ばしてます。やはりこれくらいで走らないといけないのかな？と思いながら、今の走りを維持しますが、正直言って頑張らないと走れないラップ。当たり前です。

１５キロのラップが２２分１５秒。ここで頑張りすぎました。最初の５キロよりも７秒も速くなっています。チームメイトとも何度かすれ違い声を交わします。

２０キロのラップが２２分４１秒。頑張っていますが、ちょっと落としています。ハーフの通過タイムが１時間３４分５６秒ですから、このまま走り切れば３時間１０分切れるな？きついけどこのまま走りきれるかな？と取らぬ狸の皮算用が始まります。

２５キロの通過が２４分１９秒。この辺りも落としているから、前半の貯金が。と思いながらも、前半の貯金が後半の借金。人に前半絶対に飛ばすなよ！と言って起きながら、ベスト出した人は突っ込んだらそのままいけた。という甘い言葉も思い出します。このまま行くのか？

３０キロ通過２４分１９秒。そろそろ限界。２時間１７分２８秒で通過。商店街の美ジョガーが撮ってくれた写真。何となく笑っているのは笑わないといけない状況。

３５キロ地点。折り返しがありますがA氏の姿も見えます。が彼もこんな所を走ってる。

はいここからが地獄でした。残り４．５キロくらい。どうしても足が上がりません。ちょっと止まりかけます。はいラスト４キロ。ここで完全にストップ。４キロ歩けるかな？ブログどうやって書こうかな？とそんな感じ。

沿道の人も頑張れ～ファイト～と声をかけてくれますが、流石に歩いている人に声はかけられまい。折り返しで向こうから走ってくる永遠のライバル。美ジョガーK。「あんたそこで待っとって～」と言われました。あんたと言われたか、宮谷と言われたか覚えてませんが、何となくイメージは「あんた」と言われたような気がします。

歩いているとおじさんが、「和菓子食べたか？」と聞いてきます（笑）食べた「どら焼き」と答えましたが、もう残り４キロのところでなぜに和菓子のエイドの話を笑。キリンの着包み着た人には笑われましたので、「自転車持ってきて」と答えておきましたが。

残り３キロもう完全に歩いてますが、そこでボランティアの人が来て、大丈夫ですか？と。いや大丈夫じゃないから歩いているのだけど、いやその時は立ち止まってました。そうするとその人「とにかく座りましょう」と言われて、座った途端に痙攣が。勿論レース途中で座ったことありませんでしたので、座ったらどうなるかは知りませんでした。後から聞くと、絶対に座ったらいかん、動き続けないと。ということでしたが、座ってしまったものは仕方ありません。

色んな所が攣り始めて、万事休す。ここで、色んな人に声をかけられます、「え～～」とか「あ～～」とか「大丈夫とか？」「何しとるが？」「掃除有難う」とかとにかく沢山の人にお声をおかけ頂きまして、本当に有難うございます。しかしここでリタイアしたらどうなるんだろうか？バス来ないよね。とか色々考えます。お世話してくれたボランティアの人には、時間ありますから大丈夫と言われましたが、制限時間まで座ってられません。

何とか歩きながら数キロ我慢して、ようやく走り出したところ、約１キロを残すところでサブフォーのペースランナーに抜かれます。チームの女子ランナーが務めてますが、その女子ランナーにはこの失態を見られたくはなかった。恐らくは１分程度は余裕を見ていると思い、最後の３００メートルはダッシュ。

アナウンスが聞こえます。確か「金沢マラソンで歴史を作りましょう～～～」みたいなアナウンスだったと思いますが、残り５０メートルほどで、カウントダウンが始まります。４，３，２，１。もう諦めました。

結果は。