今日は朝からバタバタでした。海外からご注文あったお客様への発送。EMS(国際郵便)の住所を書くのに3回書き直しました。そして国内の発送。いや国内の発送とあえて書く必要もなく、日頃は国内の発送しかしないのですが。
お客様からのご注文の返信等をこなして、さてパソコンからプリントしようと思うと、プリントできない?何がおかしいか分からず小一時間戦い、プリンタードライバーが壊れたかと思い。インストールしなおし、USBケーブルか?と思い、挿したり抜いたり。結局はプリンターでデータが詰まっていて印刷できないだけでした。
印刷をキャンセルすると、今まで溜まっていたデータが何枚もプリントされる始末。こんな日は何もしないに限ります。ブログ書いて帰ります。お客様のご注文は間違えるといけないので、明日気持を変えてしっかりと書きます。
ということで、癒される投稿を。
お客様のシャツなのですが、本当にこんな書き方をすると申し訳ないのですが、注文を頂いた時に想像していた仕上がり以上のシャツが出来上がる時があります。想像以上に出来るというのは、私の想像力の欠如にあるわけですが。
当店の場合は、ホームページからのご注文の際には、この生地で作ることを考えているけど、ボタンはどれを選べば良いか、ボタン付け糸やホール糸。またシルエットに関することであれば、背タックを入れたらいいか、もしくは背ダーツを入れて作った方が良いかなどのご相談を頂く場合もあります。お客様のお好みが最優先されますので、当方から決定することはなく、いくつかのご提案をさせて頂き、その中でチョイスをし、デザインやシルエットにするわけですが。
今回のシャツはデザインは全てお客様からのご指示でお作りしました。ご指示の通りに作っただけなのですが、当方の想像を超えた綺麗な仕上がりになりましたので、ご紹介させて頂ければと思いますし、お客様にもとてもステキなシャツに仕上がったのでホームページに掲載をさせて頂いて良いかを、発送の際に確認をさせて頂いております。
ネイビーの起毛素材の生地からお作り頂いておりますが、裏地は綿素材のネイビーベースのドットの生地をチョイス頂きました。衿型はクラッシコワイドを選択。
衿の首に当たる所と、上前立ての裏、下前立ての表と裏もドットの生地で。このような仕様は時々見かけますが、下前立ての表だけとか、上前立ての下だけとかが多いようです。当店の場合は上前立ての表を除いて、3面を違った生地にしますので、第一ボタンを開けた際にはどちら側の生地も別の生地になっているように仕立てます。
そしてカフスの裏もドットの生地。画像には出ていませんが、剣ボロ(カフスから伸びる細いパーツ)の下側もドットの生地を付けています。ボタンは黒蝶貝で鳥足掛けにしてあります。
そして、お客様のご要望で、ボディに直接テリアの刺繍を。起毛素材なので、綺麗に入るか心配でしたが、問題なく入りました。
こんな感じです。テリアの刺繍も、ボディの色。そしてリボンやネームの色も、当方が提案したわけではなく、お客様のご指示の通りに入れたのですが、また、これが本当に綺麗に入りました。
拡大すると、こんな感じ。
更に。
ネイビーの起毛素材の生地のセレクト、そしてそれにぴったりなネイビーベースのドット生地を裏地にし、そのバランスからチョイスして頂いた、シルバーのテリアの刺繍。全体のバランスを考えて、指示をしていただいたお客様に脱帽でございます。
お客様も喜んで頂いたようです。ご満足頂けるような、よいシャツができと思います。有難うございました。
↓ブログランキングクリック宜しくお願い致します。
↑ブログランキングのバナーのクリックをお願いします。
コメント