完走記を執筆するまでが、レースですよ。
私の場合ですが。
先にお詫びとお礼を。先ずはお詫び、ブログ書いていて、記憶もあやふやで、多少前後していることがありますが、お許し下さい。また、写真を提供して頂きました、チームの皆さん、そして他のチームの方からも写真をお送り頂きました。本当に有難うございました。
さて、完走記に入ります。
昨日の就寝、多分10時半頃だと思います。AM5時にアラームをセット。無事起きれました。ただ、変な夢みました。東京をさまよっていると、とある雑居ビルに間違えて入ってしまい、エレベーターに乗ると、二階辺りで、良からぬ犯罪っぽい話が聞こえる。これはまずいと思って、慌てて屋上までの、エレベーターのボタンを押す。何とか逃げ切れたのですが、何故か私の手には白い拳銃が。
なんですか?この夢。夢占いに聞いてみたい。
それで、変な夢にうなされながら、目が覚めました。
いつもの通りに、朝はしっかり白いものを食べます。
これにご飯も食べました。前回のマラソンに挑戦する会で、ハンガーノックで、走れなくなったので。しっかり朝食。
そして、軽量化作戦。トイレにこもりますが、イマイチ作戦がうまくいかない。ちょっと満足行く結果が出ませんでした。
予定では5時50分自宅を出るつもりで、10月1日ですから、榊を新しいものに替え、氏神様へお朔日詣りに。宮司さんに、今からハーフマラソン走ってきますと、挨拶をし、チームメイトを迎えにいって、会社の駐車場まで、そこから徒歩で会場まで。
会場での設いが完了。
開会式。
為末大さん。ひと目見れれば、満足です。頑張ります。
ほぼ全員揃ったところで、早めの記念撮影。
その後アップしたのですが、減量化作戦に失敗しているので、ちょっと心配。トイレ大は長蛇の列。公園の中にもトイレがあったはず。アップ後にトイレを覗くと、10人くらいの列、長い列なのに、今入っている人が長い。どうするか?諦めるか?と思っている時に出てきたのが、Yっさん。「お待たせしました」と私の顔を見て。アホか?で諦めました。小だけして、出てきました。もし本番どうしようもなかったら、コンビニに駆け込み、レースを諦めるしかない。
そして、15分前になったので、チームメンバーに声を掛けて、スタート地点へ。
たまたま一緒にスタート地点に向ったチームメイトと記念撮影。彼は今回の金沢マラソンで、3時間45分のペースランナー。私4時間15分。私が勝ったら替わってもらわないと。
昨日から緊張していたのですが、スタート地点に立つと緊張もほぐれてきました。ただ、昨日のブログでアップした秦 基博さんの鱗の曲が思い出せない。最近加齢で、曲が覚えられないのです。まぁいいか?
そして、スタート1分前。このレースはそこまで混雑していないので、前の方からスタートしようと思うと、するするっと前に出ることができます。
スタート直前に石川ランナーズのMム君と話をしましたが、今日も暑くなりそうなので、水は被った方がいいですね。と。私もそう決めました。
号砲がなり、I立君とほぼ一緒にスタート、コース取りの為にI立君の後方を走ります。あまりタイムを気にすることなくスタートします。
と言いながらも、最初の1キロのラップは確認。3分57秒。まぁまぁ。
本多の森ホールを一周して、急坂を下って、石川門をくぐって、再度ラップをみると、3分45秒。下り坂だからそんなものか?
石川門を過ぎて、ここが、レースの見極め。MRO前を楽に走れて、しかもラップがいいかどうか?
GPS時計の記録から。
1キロ:3分59秒
2キロ:3分45秒
3キロ:3分55秒
4キロ:3分55秒。
10キロのレースだったら40分切れたかも。
前方に知りあいのランナーが固まってます。O山師匠、他のチームですが、最近力を付けているK林君、S子ちゃん、U本ちゃん、天敵のYKちゃん。天敵には昨年、彼女が転んだので、何とか勝てましたが、、今年は勝負とずっと言われ続けていました。子供みたいな年齢なのに。お父さんは私よりも二つ上だそうです。
前回の練習で、キロ4分1キロ×10本で、ラストの1本はぶっちぎられていたので、今回は危ないと思いながらも。その固まっているグループに追いつきます。
鱗町の交差点で、S元先生が、旗を振って誘導してくれます「ガンバ!」と一声頂き、直線を猿丸神社に向けて走ります。
ん?抜けちゃう?私の方が前に行く?大丈夫?でもそんなきつくない。行く?と自分に問いかけると、「行ってみたら?」と返ってきたので行ってみます。
坂を上る途中で、先頭に立ってしまいました。その後抜きつ抜かれつ。多分。皆、「おい、こいつ飛ばしとるけど大丈夫か?」と思っていたと思います。
5キロ:4分11秒
この時点で、O師匠に、「やばい、ベストよりも45秒も早い。」と伝えます。前半飛ばして後半潰れるタイムかな?と思いましたが、その後必然的にラップは落ちます。
初めてか?O山師匠の前で走っているのは?
そして、この写真。私頑張っとるのに、後ろで笑ってる。悔しい。
この二人を先行しているのは、この辺りまで。
上り坂に入ると。女子3人、そしてO山師匠に先行されます。上りはきつい。あれだけ楽に走れてたのに、どんどん差が開きます。と言ってもまだ見える範囲。どこかで何とかなると思いながら走ります。
上りに入ってラップも怪しくなります。
6キロ:4分14秒
7キロ:4分18秒
8キロ:4分21秒
9キロ:4分28秒
10キロ:4分24秒
4分30秒を超えなければ、よしとしていますが、30秒に近いタイム。ここをもうちょっと頑張っていれば、と今更ながら反省。5キロはコースベストよりも早い感じでしたが、10キロはほぼ同じ。しっかりと落としています。
上り坂をただひたすら上りますが、とにかくしんどいですわ。しかも今回は誰かと競うわけでもなく、淡々と自分の走りをするだけ。
給水では、スタート前に話してたように、一杯目は首の後ろからかぶり、二杯目は、ちゃんと飲む。そんな戦略にしました。
折り返しの上り坂、ここが心臓破りというか、かなりの急坂、その頂点まで走り、折り返しの大きな三角コーンに手をあてて、Uターンします。ここからが勝負。息を整えて、スピードを上げます。折り返しですから、すれ違うランナーに声を掛けられるのですが、今年は大きく反応しないように。声だけ発するか、簡単に右手を上げるかにします。
給水では昨年よりも、暑くないものの、それでも雲もなく直射日光が強い。先ずは前半
11キロ:4分24秒
12キロ:4分33秒(多分折り返し前の急坂で落ちたのかと。)
13キロ:4分1秒(下り坂が始まります)
14キロ:3分59秒(ようやく4分を切る走りになりました)
15キロ:4分5秒
16キロ:4分6秒
土清水に上る最後の坂、前半はあまり辛くなく、後半の上り頑張って、どんなラップが出るか?
この坂に上る前から、徐々にI立君の背中が大きくなってきました。ちょっと脚にも力が入ってない感じ。彼はレースにムラがある(笑)今日はチャンスかと思い、どこで抜くか?坂の頂上だな!と決めて、背後から迫ります。
上り切る直前に、右側から抜くと、彼は一言「やっべっ!」と。ここで、差を広げて、抜く気を無くしてやろうと思い、少しスピードアップ。時計を見ると17キロのラップが4分10秒。上り坂をうまくこなせた。
ただ、ここで、I立君のボイラーに火をつけたようです。
徐々に下る道でスピードアップをはかると、I立君が凄いスピードで私の右側を抜いていく。そこで、私一言彼の背中に向けて「真面目に走れ!」と。それだけスピード出るのに、途中落としすぎ。結局彼はそのまま走りきりました。
ここからが勝負なのは、10回も走っていれば分かります。ただ、もう女性3人の背中は見えません。この辺りで、本当は秦 基博さんの鱗♪が流れてくるはずですが、曲が思い出せません(笑)
目の前にランシャツランパンのランナーがいるのですが、10秒毎に、首を右に曲げたり、左に曲げたりするので、気が散って走れません。早く抜かさないと。
そのランナーを抜くと、なんとO山師匠の背中が見えるじゃないですか?ん?今日抜ければ、初めて勝てる?マジ?行けるか?その距離約100メートル。25秒以上は離れている。残りは約5キロ弱。今から考えると1キロ5秒は縮めないといけないので、なかなか難しいことが分かります。抜けると言っても、O山師匠、先日白川郷の100キロ走りきったばかりで、ハンディはかなりあるのですがね。
18キロ:4分4秒
19キロ:4分1秒
スピードアップできたので、100メートルの差が70メートルくらいには縮まったか?沿道から知りあいのランナーやチームから声援、応援をもらいます。有り難い。ただ反応が遅い。
この辺りにくると、私の足では、アシックスのソーティーマジックは、シューズの実力が上過ぎて、ソールが薄いものですから、足の裏が痛くなってきています。
石引の角で、チームメイトの応援を受けますが、そろそろ限界。商店街の中からも声を掛けて頂き有難うございます。商店街を暫く行くと、ウルトラマンの格好をしたチームメイトが、目立ちます。O山師匠の直ぐ後ろを走っているのを驚いたのか?「抜け~~」とか、「行け~~~」とか言われた気がします。私もその気でしたので、右手を前に出して答えます。
ラスト2キロ地点での猛追。してるはず。
20キロ:3分58秒
応援もあって、4分切ってます。
ジムでご一緒させて頂いている、F木先生が、カフォン(簡易ドラム?)にまたがって、叩きながら応援してくれています。苦しくて反応鈍くて申し訳ありません。
ラスト1キロで、O山師匠の奥さんの応援を頂きます。奥様ここで「抜けるよ~~」と言ってくれました。旦那なのに。
兼六園にぶちあたって、左折。O山師匠と私との間にいたランナーは、スパートして抜きましたから、私の目の前にはO山師匠のみ。でもあと500メートルで抜ける距離ではない。
途中タイムも気にはなりましたが、28分台は大丈夫だろう、27分は難しいかも、と思って飛び込んだゴール。レースは終わりました。
我々市民ランナーは、自分の持つタイムを上回るというのが、基本的なレースに向かう時の気持ちですが、実際私も今回、28分台死守。自己ベストが1時間27分30秒、コースベストが1時間27分39秒。このタイムを超えたい。28分台を狙っていき、うまく入れれば、27分台でゴールしたいというのが目標でした。
ただ、レースですから、誰かに勝つ。レースは勝ち負けなので、こうやって追っていけた、競いあえたのは、とても楽しく、まさにレースを味わえました。負けたけど。
ゴールの飛び込んで、ゼッケンのバーコードを読み取ってもらって、そして、自分でゼッケンのチップを外して、コースを歩いていると、今年はぶっちぎられたYKちゃんに。「お先に~~~」と言われました。くそ!腹立つ。
そして、記録証をもらうと。
1時間28分10秒、昨年よりも18秒早いものの、昨年は暑く、コンディションも悪い中、総合順位63位、種目の順位が24位。今年は記録はいいものの、条件がよかったので、総合順位は92位と大幅転落、そして種目別も42位とふるいませんでした。
店に戻り、シャワー浴びて、仕事再開。コーヒー飲んだら生き返りました。木曜日から3日間禁酒しておりましたが。
iPhoneを見るとコールしてます「山野市長」
慌てて携帯に出ると、片町ビールって何時から?あっそんな電話?
ということで、行ってきました。3日ぶりのビール。市長は、早朝、この百万石ロードレースでのセレモニーの挨拶の後、柿木畠のカレー博、そしてしいの木であったクラフトビールのイベント、そして、片町ビールまで。律儀な方です。
しかし、悔しい。練習したのにな。反省点を上げるとすると、いつもやっている、16キロのがむしゃらのペース走をやってなかった。次、頑張ります。
今日は飲んじゃったので、バスで帰ります。参加された皆さん、お疲れ様でした。
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