今日は真面目に生地の話し。
むかしから、形態安定加工のシャツ生地ないですか?と言われることがあります。当店ではほぼ綿素材、というか天然素材。形態安定加工のシャツ生地が出てきた時に仕入れたことはありますが、特殊な加工をしているのか、硬い。
当たり前ですが、機能重視なわけですから、形態安定加工で高級番手の生地もなく、ビジネスに使う生地の硬いものが多かったわけです。
天然素材が中心なので、シワは当然できる。当店で扱う生地の中で、Thomas Mason トーマスメイソンという生地があるのですが、かなり人気がある。その人気の理由は、糸のテンションが強く、他のメーカーのものに比べるとシワにならないのです。
そのトーマスメイソン社の生地で更にシワになりにく、Journey(ジャーニー)というシリーズが登場しました。
綿素材ですので、皺にならないわけではありません。通常の糸番手のもの、通常のトーマスメイソンに比べて皺にならない。ということですので、ご理解頂ければと思います。
トーマスメイソンの紹介文より。
JOURNEY BY THOMAS MASON
それは忙しい日のための完璧なシャツに最適な生地!
THOMAS MASONのJOURNEY(じゃーにー)コレクションは、出張や旅行の際に快適さと機能性がもとめられていることを受けて誕生し、メイド・イン・イタリーの革新的な生地を提案しています。JOURNEY(ジャーニー)の生地は、最高の防皺性により、一日中、さらには長旅のスーツケースから取り出した後でも、シャツがいつでもフレッシュでパリッとしていて欲しいというニーズへの最適な答えになっています。
研究の末に生まれたこの革新的な生地は、その繊細さと機能的な特徴により、どんなオケーションにもぴったりとマッチし、他とは違う独創的な商品になっています。クラッシックな生地は日々の仕事の際に最適で、よりカジュアルな生地はリラックスした週末の装いに理想的です。
特殊な加工により、繊維それぞれが平行になり、特徴的な光沢を帯びて、JOURNEY(ジャーニー)の生地は、特別なケアを必要とせずに、形状と当初の色ときちんとした見た目を維持します。これらの生地はAATCC(米国繊維科学者協会)のグレード3というテキスト結果を得ています。これは、アイロン掛けをする前の「皺のない見た目」を評価するものであり、皺が少なく、楽にアイロン掛けができ、さらに時間が経っても良い状態が変わらない生地であることを意味しています。
JOURNEY(ジャーニー)コレクションはTHOMAS MASONのクラシックラインを基に始まり、超長繊維やコットンやノルマンディー産の洗練されたリネンのような最高の原材料を使用し、イタリアで紡績を行い、高い透湿性、柔軟性および光沢を備えた衣類を提案しています。ファインヤーンのレンジは、70/1からクラッシックシャツの糸番手である80/2、 100/2、120/2まで、さらに2双ファインの140/2まで網羅し、ポプリン、ツイル、オックスフォード、ピンポイントなどの織地へ落とし込まれています。ALBINIグループのリサーチセンターにより開発された最終加工が施され、これらの生地の皺への耐性が強化されています。
JOURNEY(ジャーニー)の生地で、一日中フレッシュで皺のないシャツで、旅(ジャーニー)を楽しみましょう。わくわくする冒険の始まりです!
白ブロード、ツイル、オックス、ハケメ、ロンドンストライプなど、かなりの種類もご用意できました。
当店のホームーページからご覧下さい。 https://www.kinkodo.jp/shirting/
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