先日、オークションサイトやフリマアプリに当店の商品が出品されていたことをブログに書きましたが、例えば型番のあるものであれば、検索さえすれば、それがいつのものか良くわかります。
知人にオークションサイトやフリマアプリに洋服が出ていたとしても、それがいつの時期のものか分からない。という人がいたので、ブログのネタにしました。
もう20年も前であろうというものが、出品されてて、それを購入されている方もいる。知ってて購入するのであれば、それでもいいのですが、知らずに古いものを買ってられたら。と思いここに説明させて頂きます。
今回はスーツやジャケットに関して。
例えば、今販売されているスーツ。
こんな感じ。
そこそこ古いスーツ。
パット見て違いが分かりますでしょうか。普通なら分かる。と私は思っていますし、そう思いたい。でも、分からない人が沢山いたら、ちょっと問題。
どこを見るかというと。
ここの襟幅。今のスーツの衿幅はレギュラータイプのものであれば、ほぼ8.5センチ。これはネクタイの大剣の幅とほぼ同じです。つまり衿の幅はネクタイの大剣の幅に準ずる。逆も言えるかと思います。どちらが先なのかは分かりませんが。
古いものだと、この衿の幅が10センチほどあります。その当時はネクタイの大剣の幅も10センチくらいありました。ただ、モードスタイルのスーツやジャケットは、もっと細いものもありますし、その場合はネクタイはスリムタイを合わせないとバランスが崩れます。
一つ一つ見ても分からないと思い。左側は最近のスーツ、右側は古いスーツを合わせてみました。
これで、衿の幅の違いも分かるかと思いますが、それ以上に衿のゴージラインの違いが分かるかと思います。最近のスーツは高め、古いスーツは低めです。
ちなみにボタン位置も、今のものに比べるとぐっと低くなります。おへその辺りに、ボタンが付いたりしている場合もあります。三つボタンとかになると、ボタン位置は高くなりますが、そもそも三つボタンのスーツを作られる方も、今ほぼいないと思いますので。
最近若い方は逆にクラッシックなシルエットにする方もいらっしゃると思いますが、その場合は、シルエットは最近のタイトフィットにし、デザインをクラッシックなデザインに置き換えている方もいるようです。ただし、古いスーツやジャケットは、恐らくは現在のシルエットよりも、肩幅などが広くパットも厚めである可能性もあります。それらを写真だけで判断するのは難しいと思いますので、オークションサイトやフリマアプリでは、まずは外見から、新しいものか、古いものかを判断したらよいかと思います。
まぁそういうサイトで、新しいものを探す人もいないかと思いますが。
今現在NHKで放映中の、連続テレビ小説「半分、青い。」はバブル期のファッション。もしかしてNHKさんもこういうサイトやアプリを使って、古いデザインのスーツを探しているのではないかと思った次第です。
買う買わない別にして、もしお手元のスーツが、このような古いデザインだとすると、「古い服着てるな」と分かる人が、このブログのせいで、かなり増えると思いますので、スーツは新しいものにいたしましょう。
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