金沢マラソンペースランナー（３時間４５分）完走記（３）

これで終わりたいです。

昨日のブログに触れませんでした。時々聞かれます。ペースランナーもエイド寄るのか？

寄ります。給水しないと最後まで持ちません。

今回昨年より早いですが、頑張って、和菓子エイドのきんつば。そして８番ラーメン。そして金沢カレー（カツカレー）そしてコーラも頂きました。

８番ラーメンはお箸かフォークか？と思いましたが、フォークでした。８番ラーメンは、汁を最後まで飲むとむせてしまいました。和菓子は美味しかった。そして金沢カレー。ちょっと胃がムカついてきたのですが、食べてよかった。元気が出ました。ただ今年は一杯だけでしたが。

そろそろ終わりたい。

昨日風が強いという話をしましたが、県庁辺りでは5人いたペースランナーの4人がすでに風で頭につけている風船を持っていかれました。チームメンバーがとってくれた写真。

私もそうですが、ちょっと苦しそうに走っているのは風が強いから。そして先頭には一人だけ、風船を付けたペースランナー。彼は膝を痛めていて、今日は30キロ辺りで途中離脱の予定でした。そう言っているけど、絶対に彼の性格から言うと、最後まで走り切るとは思っていましたが。しかも風船を付けているのが自分一人になって、責任も感じていたそうです。私も最後までいかなくてはと。

残り５キロの表示を見て、自分がちゃんと完走できることが明らかになり、そしてペースも完璧なので、もう５キロで終わりなんだ・・・という気持ちになり、同じペースランナーの仲間につぶやいておりました。

４０キロの通過が3:32:55。予定は3時間32分40秒。さぁ残り2キロ。間違いなく3時間45分は切れる。

ここで、後ろに走るランナーに声をかけました。「残り2キロ、行ける人は行ってくださ～い。1秒でも縮めましょう」

そうすると・・・・沢山のランナーが我々を抜いて更に前に出始めました。びっくり。やはりこのタイムで走るランナーは力がある。当たり前だけどちゃんと練習を積んでいる。

今まで後ろに沢山いたランナーが急にいなくなって、後ろがスカスカになっています。「寂しい」

ここで、確実の3時間45分くらいでゴールできることを確認し、同じペースランナーに慌てずにゆっくりでいいから。と伝えます。誰かが、最後はゴールでペースランナーで手を繋いでゴールしましょうと。

陸上競技場に入ると、シアトル・スタンダード・カフェが演奏をしている時だったと思います。ボーカルの中新君が、マイク持ったまま「宮谷さんだ」と叫んだように思いましたが、その声ってマイクに拾われてない？いや、有難うございます。

陸上競技場に入り、西田さんを中央にして、ペースランナーが横に並び、一緒に走ってきたランナーも手を繋いで、ゴールに飛び込みます。私の隣は岐阜から来てたおじさんランナー。私もおじさんですけど。そして一緒にゴール。

隣のランナーとゴール後に握手。西田さんにもお礼を言いながら、握手。

そして、この時のためにと、持って走ったスマホ。一応電源を切っていたので、スマホを起動させるところからスタート。なかなか立ち上がらない。そうするともう一人のペースランナーもスマホを持っていて、彼のスマホの方はすでにカメラの用意ができていたので、近くのスタッフにお願いして、記念撮影。