さて、ここからがメインのコンテンツになりますが、その前に。
スタート前にこれ貰ってたのを忘れてました。
オリンピックのマークが入った、虎屋の羊羹です。ご存知でしょうか?虎屋と言えば、東京と思われるでしょうが、実は元々は京都で天皇に使え天皇が江戸に移ったのと同時に東京に一緒に移ったとのことで、京都の御所の横にお店があります。そう丁度ランナー御用達の神社。足の神様の「護王神社」の横辺り。
絶対にご利益あるはず。そう思ったのですが。
先日金沢市長の話で、私は神社に行くと、お願いではなく、決意を述べてくると言ってました。いい話だ。私はお願いしているから駄目なのかも・・・
でもお守りは2つ持ち。
さて、レースに戻ります。
昨日はいきなり35キロまで行きました。実は30キロ付近でチームメンバーが私設エイドを開設してくれてました。
このコーラ。そして手作りのお菓子も。
ワインも見えますが、このワインの行方はどうなったのか?まだ聞いてません。
私はこのエイドの時点では辛うじて走ってました。コーラを一杯頂いて進んだのですが・・・
結局35キロ地点から歩いてました。普通は暫く歩いても攣りが治まったら遅くても走れるはずなのです。ところが走ろうと思ったら、足裏が痛くって走れません。
どこが痛いかというと、足裏の中央の外側。そう言えば昨日アップしたこのシューズ。
このシューズに新しいインソールを入れて走ったことがなかった。インソールのせいか?よくわかりませんが、走ろうと思っても、踏み込むと足裏に激痛が走るので、一歩も走れません。両足裏の中央外側。今まで痛くなったことがない所が痛むのです。ジョグしようと思っても、足を地面に着く度に激痛。なんなんでしょ?ですから歩くしかないわけです。
残り7キロ。さぁどうするかな・・・と海の向こう側の和倉温泉の街並みを見つめます。7キロなんて、朝練のほぼ半分の距離。5分で走っても35分。
そう思って歩いていると。となりに赤いウエアを着たランナーが駆け寄ってきたのか、歩いてきたのか分かりませんが、私の横で一緒に歩き出します。ウエアは「ハセガガワクリニック」河北潟一週駅伝などで、一緒になったことがあります。かなり速いチーム。
どちらから話しかけたか分かりませんが、お互いにどうしたんですか?と。私は足の裏が痛いことを。彼は、足の裏に水ぶくれが2つもできて、救護に入ったらリタイアするか?と聞かれたらしいのですが、完走したいということで、テーピングだけしてもらって歩いているそうです。多分走ると水ぶくれが割れてしまうだろうと。お互いに走れない理由を述べながら暫く仲良く(笑)歩き続けます。
私はアウトレットの2千円もしないシューズ。彼はズームフライニット。水ぶくれは足がシューズの中で動いたのですかね・・・などと話しながらあるき続けるわけですが、色々聞くとFacebookで私友達になってました。というか、彼からそう言われまして。そう言えば・・・とその時気づいたわけでございます。長い道のりですから、色んな話をしながら歩くわけですが、ハーフのベストは1時間20分を切っているのに、フルのベストは3時間40分とか。そもそもそのスピードを持っていて、こんな所を歩いている方がおかしい。
という私もハーフのベストは1時間27分台。ここ数年は1時間28分台をキープしているので、3時間10分切っててもおかしくはない。でも、フルは苦手なのです。
そんな会話をしながら、恐らくは1.5キロくらい歩いたでしょうか?急に彼は走ってみます。と言って走り出しました。「あ~私を置いて行っちゃうのね」と思ったのですが、また、ここから一人ウォーキングです。
チームのメンバー数名が私を抜いていきます「どうしたんですか?」おい見れば分かるやろ。走れないから歩いているんじゃわい。
また、「どうしたんですか?」このままだったら「3時間45分切れるぞ!頑張れ!」と歩いている私から声を掛けても嬉しくないかも知れませんが、そんな会話を。
こいつには負けたくはなかった「ひとし君」にも笑われながら抜かれます。くっそ~
他のチームの女性メンバー二人が、歩いている私に「金港堂さんがんばって~」と声を掛けてくれますが、「あと7キロ遠足ですわ」と。
子供からも「あのおじちゃん歩いとる」と言われましたが、後ろを振り返って手を振ってあげました。
そして、あと3キロ程度。チームメンバー何人に抜かれたかな。チームの弾丸ちゃん。彼女に抜かれる時は「ぼす~私に抜かれるの屈辱でしょう」と言われて抜いていきます。「屈辱、屈辱」と答えることはできても、脚の裏が痛いのです。
途中で、一度座ってシューズの紐を緩めてシューズを履き替えようかとも思いましたが、変なポーズを取ると、また攣り始めます。
最後の直線。あの角を曲がるとあと2キロ。その手前で、陸上競技場で時々練習をしてくれる、Kちゃん夫婦が応援してくれてます。
情けないのですが、歩いて彼女の前を通り過ぎて直ぐに、頭に風船を付けたサブフォーのペースランナーに抜かれます。抜かれる直前に、私が振り向くと「サブフォーできますよ」と笑顔で話しかけられました。
今うちのチーム内では、「あっち側」と「こっち側」とを区別するらしく、4時間切れたメンバーは、切れたメンバーから見たら「こっち側」4時間切れないメンバーは、4時間切ったメンバーから見ると「あっち側」このままでは、今は「こっち側」だけど、もしかすると「あっち側」に行ってしまうのか?
と思い、抜かれて直ぐに走り始めたのですが、やはり痛い、そして後ろを振り向くと、また脚にビクッと痛みが走ります。その瞬間Kちゃんが「大丈夫」と声を掛けてくれたのですが、思いは「あっち側」に行きたくない。そこから頑張ると、足の裏の痛みも軽減しているのが分かりました。
直ぐにサブフォーのペースランナーを抜き、5キロも歩いていたのですから、脚自体は問題なく、足裏の痛みさえ感じなければ走れます。
ラストのエイドもスルーして、最後の坂も上り、ゴールに向かって走ります。気持がいい。
な~んだ走れるじゃないか?
知り合いのランナーとも会いますが、まぁビックリされます。この辺り走っているから「笑顔でゴール」とか適当にごまかしながら、ゴールを目指しますが、ごぼう抜きです。当たり前です。5キロも歩いて休んでいたのですから。
隣もチームメンバーですが、お互い必死でゴールを目指します。と言っても、ここを走っている照れ隠しもあり笑顔で走ってます。脚は軽いからというのもありますが。
35キロから40キロまでのラップです。
10:56
11:33
11:42
10:28
5:55.1
5:29.2
遅いですが、最後の2キロは走れてます。
そして結果。
ネットタイム3時間56分09秒。グロスタイム3時間56分21秒。
「あっち側」に行かずにすんだ。しかしこんなに歩いたレースは2009年4月19日 全国健勝マラソン日本海大会以来。その時もぎりぎりサブフォー3時間59分23秒
あ~疲れた。しかし皆さんの応援有難うございました。攣りやすい体質と走り方ですが、絶対に解決方法があるはず。攣らなければ走れるはず。そして今回はシューズのセレクトとインソールとシューズの相性が悪かったのと、最近筋トレもしているのですが、内転筋が他の筋肉に比べると弱かったのか、もともとO脚気味の脚ですが、更にO脚みたいになり、外側で着地をしてしまい、足の裏が痛くなったのではないか?と思っております。
ゴール後、知り合いのランナーと少し話をしました。↓彼です。どうしても私のブログに載りたいらしい。
仕方がないので、走っている姿を載せて上げよう。
彼も攣りやすい体質だったのが、走り方変えてから攣らなくなったとのこと、藁をもすがる気持ち。今度聞いてみよ。写真載せたのでこれで満足か?
そして、ゴールした後にPは自己ベスト、そしてBは3位入賞とのこと。なぜに私だけが・・・・次も頑張ります。
最後はチームメンバーで牡蠣を食べて。いやいや、私一昨年ここで牡蠣を食べてあたってしまい、酷いことになったので、カツカレー食べました。
2019年能登万葉の里マラソンに参加された皆さんお疲れ様でした。主催者の皆さん、そしてボランティアの皆さんお疲れ様でした。
多少悔しい思いはありますが、最後は楽しく過ごせたので良しとしましょう。何度もいいますが、マラソンは自分との戦いで人と比べるものではないと思ってます。私のような市民マラソンはそれで十分。今後も頑張ります。
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