完走記を書き始めるとあとで思い出すことが多いわけですが。
今回は本当に色んな皆さんにお世話になりました。水曜練習会のメンバー。色々と声を掛けて頂いたKちゃん。金曜日に陸上競技場でエールを頂いたU本さん。そして木曜日に一時間もかけてマッサージをして頂いたS先生。ついでに時々アドバイスをしてくれて、Kちゃんと一緒に飲みに行ったが、何を話してたか全く記憶に残らなかったU田さん。
勿論チームメンバーも。応援して頂いているから結果を出したい。そう思ってたし。今回は本当に自分も努力してきたと思う。身体のことも気をつけてきたし。今までここまで一つのレースに向けてテンションを上げてきたことがないかも知れません。
レースは淡々に進んで20キロまで、つくばの場合は、ランナーの割にはエイドが小さいというか短いというか水を取る場所が少ない。道幅が広い時に真ん中を走っていると左に寄る時が辛い。
20キロの手前くらいだと思いますが、いいペースで走っている10人ちょっとくらいの集団を見つけます。少し頑張ってその集団につくと、集団のトップから2列目にP子の姿を見つけました。「このままこの集団についていこう」と。後ろにいるはずのB姫前を向いたまま伝えます。
水曜練習会の後にS先生に「今日も先頭引っ張ってたのか?後ろについて走ることもしないと駄目だ。」と言われました。結局その機会もなくレースになったのですが、その集団についた時に何だこの感覚。とても楽。よくテレビで見るマラソンの先頭集団ってこんなふうに走っているのだ?と感じました。
ペースを考えなくてもいいし、このまま最後まで行ってほしいと思って走りました。そう思っていたのですが、やはり多少はその集団もほぐれてきます。ちょうどジェルを摂った時だと思うのですが、P子の後ろで咳が出てしまいました。
後ろを振り返ったP子が「あっBOSS!」と声を上げます「咳するんじゃなかった見つかった」と言ってそのままP子の後ろにつきます。まだ集団を形成していますが、人数も少なくなり、P子、私、そしてB姫と縦、斜めに並んだような感じで暫く走ります。私は前に行くつもりはありません。このまま引っ張っていってほしいと思ったくらい。
彼女の後ろを走りながら腕振りを見て、いい腕振りだな~と関心したり、もう少し集団にならないかな・・・と思ったり。そのうちほぼ集団がほぐれてしまい、P子だけが走るような状況に。別に意図したわけではないのですが、たまたま彼女と並走することになりました。
20キロまでのラップはこんな感じ。
彼女から「調子はどう?足攣ってない?」と聞かれて「心肺は大丈夫だけど、お尻とハムがちょっと張っている」と答えました。
いつもは私はペースとタイムしか時計で見てないのですが、今回は心拍数も気をつけるようにしていました。百万石ロードレースで、ずっと心拍数が170超え。チームメンバーのM上氏にその心拍数で走ったらしんどいわ。と言われて今回はたまに心拍数を確認するようにしました。
概ね160~165の間くらい。165になると落ち着かせて160くらいまでに下げるように努力します。
P子とは金沢マラソンで3時間45分のペースランナーをやった同じメンバー。彼女から「ペースランナーみたいやね」と言われて確かにそんな感じ。ただそのペースはキロ1分近く違いますけど。
ハーフの通過時間が予定よりも30秒早く入ってます。ハーフを過ぎてP子に「設定ペース(4分28秒)よりも速く走らなくても貯金があるから大丈夫。このペースで行こう!」と話かけます。P子はこの時点で私について行こうと思ったらしい・・・期待に応えられるか?
27キロ辺りだと思いますが、攣り防止の為にコムレケア一包を口に入れます。
30キロまでのラップです。
設定が4分28秒なので、ここで初めて25キロ地点で4分30秒というラップを見ます?あれなんかおかしい。
この辺りで金沢マラソンで自己ベストの3時間7分台で走っているB姫に「自己ベストを出すのであれば、この辺りで上げていかないと?」と声をかけます。
その声を掛けた直ぐ辺りにこのラップが出たのだと思います。何かのきっかけで私が後ろに下がり、P子から「BOSSは?」と声を掛けられ、この時はまだ後ろにいたので「大丈夫!後ろにいるよ!」と応えたのですが、私がベスト出すならスピードアップと言ったので、彼女はスピードが上がったのかと思った時に出てきたラップがこれです。彼女たちが上がったのではなく自分が下がってきた。
30キロ手前に大きな折返しがあります。応援の多いところです。ここの折返しで大きなコーンを回る時には少し離れて行きました。いつも私の場合のペースダウンは足が攣ってしまって速度が鈍るのですが、今回はお尻に力が段々と入らなくなってきました。踏ん張れない?お尻の出力が落ちて足が進まない。
30キロの壁と言いますが、まさに30キロの壁。私こんなスピードダウンを感ずることは初めてで、O師匠がよく「最後の最後でお尻売り切れた。」ということを言っていたのがよく分かりました。お尻が売り切れて力が入らないので、踏ん張れない。と言ってもここ数ヶ月蹴らない走りをしてきたので、蹴って走るようなフォームには急に変えられない。
まさに私もお尻売り切れ。朦朧とした意識で考えます。このままのペースで行ければ自己ベストは出るか?などと。
さて、残り7キロどんな展開になるか?
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