オーダーシャツの流れ。

今朝も朝練でした。月曜日なのに。

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6時20分頃から始まるのです。「ザ!ザ!ザ!」と。その音を聞きながら、まだ隣の人だな?お向かいさんは出てきてないな。まだ大丈夫。

そっとカーテンから外を見ると、昨晩降ったりきりでそれほど積もってないじゃないか?と思いながら急いで着替えて、そして外に出る。

しまったお向かいさんはもう半分程やっている。「おはようございます」と挨拶をして私も始めるわけです。二人でやればまあそんなに時間はかからない。

積雪は大したことはありませんでしたが、気温が低いので凍っている。前の道路をやって車の上の雪を下ろして路肩に置く。うちは一台は車庫に入っているのですが、もう一台は外なんです。

そうやって、7時過ぎにはうちだけではないのですよ。ず~~~と先まで完璧に雪かきがされている。どんな町会?というかうちの前の筋の皆さん。

いっつも綺麗なんです。

日曜日も朝練だったのに。

これが本当に日曜日のマラソンの日の朝練だったとしたら、8時頃自宅に戻ってくるじゃないですか?そうすると既に綺麗になっているわけです。何だか申し訳なくって。

そんな月曜日の朝でした。

今日はこの雪の割には意外と忙しくって、たて続けにお客様が。そのお客様お二人とも名古屋からしらさぎに乗ってきたとのこと。お一人は革靴でした。大丈夫だったでしょうか?もちろん注意して歩いて下さいとお話はしましたが。

商店街の中歩いている限りには大丈夫だと思うのですがね。

さて、オーダーのお客様が来られた場合には、どういう流れになるかというと、どういう流れになるか?ということを最初にご説明致します。

先ずは生地をお選び頂き、そして採寸、そしてデザインという流れになるわけですが、生地もなんでもありますが、一応絞って頂かないとなかなか決まらないのでこのようにお話をします。

「白、色物(色無地)、ストライプ、そしてカジュアルならばプリントなどもあります。」あと夏はリネンとか冬だと起毛素材など生地の素材でお話しをする場合もあります。

概ね色合いを決めてから生地の選択になるわけですが。例えば白で作りたい。とおっしゃれば、白無地もありますし、白のドビー柄やジャガードなどがあります。それも説明させて頂きます。

例えばお客様が白無地と仰った場合は。白でもいくつかの種類があることをお話をします。

先ずは織り方。ツイル(綾織り)やオックスフォード、ピケなどもあります。織り方によっては柄に見える場合もありますが、先ずはそこからご説明することもあります。

これで白無地のブロード(平織り)を選択された場合には。今度は生地の糸番手のお話をします。

100番手から120番、140番、160番と糸番手が大きくなればなるほど糸が細くなり肌触りがよくなります。

当然価格も高くなるのですが、ここで糸番手の大きい生地のメリット(艶もありしなやかになる)とデメリット(柔らかいのでシワになりやすい)などをお話をし予算も含めてどれくらいのグレードのものをお好みかお聞きします。

文にすると長いですが、流れからいうとあっという間です。

柔らかい生地が好きな方もいらっしゃいますし、張りのあるどちらかと言うと張りのある生地をご希望の方もいらっしゃいます。

また、素材でお選びになる場合もあります。例えばエジプト綿がいいとか海島綿(シーアイランドコットン)がいいとか。

最近はどちらかというとシワになりにくい素材をお好みになる方が多いような気がします。

となると、国産のエジプト綿ではなく、イタリアのトーマスメイソンなどをお勧めすることがあります。

場合によってはポリエステル混紡のものをお好みの方もいらっしゃいますが、当店の場合はポリエステル混紡のものもありますが、メインで扱ってはいません。やはり着心地を考えると綿に比べると劣りますし、毛羽立ってくることもあり。またおしゃれ着として作られたものよりも、あくまでメンテナンスがしやすいビジネス向きとして作られているので柄もシンプルなものが多いですし、糸番手も太いからです。

ふと気づいたのですが、食べ物だって例えば化学調味料等や合成着色料、また防かび剤などが入っているものもありますが、これらはやはり機能性を重視した食べ物になるかと思います。

ただ、最近は例えば冷凍技術によって長期保存ができたり、できたてのような美味しさを楽しめるような工夫がされているのも事実です。

シャツ生地で言うと、例えばトーマスメイソンの生地であれば、普通のワイシャツ生地よりも糸のテンションも強くシワになりにくいのですが、トーマスメイソンのジャーニーのようなシワになりにくい織り方をした生地もあります。しかも素材を変えることがなく綿100%で。

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トーマスメイソンジャーニーシリーズ 120番手ブルー刷毛目 イタリア製生地 綿100%お仕立て上がり¥24,200-(税込)

糸番手は120番と細い糸なのですが、ジャーニーですので、シワになりにくい。肌触りの良さとメンテナンスの良さを両方兼ね備えたものです。

ジャーニーの種類も多くなりましたので、カテゴリー分けもさせて頂いております。「トーマスメイソンジャーニーシリーズ

以前に私がこのトーマスメイソンのジャーニーシリーズのシャツを作って、その着心地をYou Tubeにアップしてありました。そちらもご覧になって頂ければと思います。


それでは今日はこの辺りで。

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