ブログに服のことはほとんど書きません。
何故ならば。簡単に言えばプロだから。
そして私にこだわりがないから。
こだわりを持つとこだわりを押し付けることになるから。
蘊蓄も一つのこだわりだとも思います。歴史的なことや事実を述べることはこだわりではないと思いますが、着こなしなんておこがましくって喋れません。正しいことなんてないから。
逆にこだわりが無いというのがこだわりの為に。こだわりが無いことを押し付けていることもあります。
すべて自由なので否定はしません。アドバイスはできます。でもそのアドバイスというのは、私の好みでもあると思うのです。
シャツに関してなどは、お客様がこだわりというかお好みをお持ちで、どうしてもこのシャツの衿型やディテールが好きなのだけど、もうこのブランドはないので、これに似たシャツを作ってほしいというご要望はあります。ここで当店がこだわりを持ってしまうとできません。という風になりますが、技術的に難しくない場合はお受けするようにしています。
繰り返しになりますが、こだわりを持っていないのでなるべくお客様のご要望にあったものを作ろうと思いますし、そのように対応します。ただ別に型紙代金は頂戴していますが。
何を言いたいかと申しますと。服の着こなしに関して、服屋がこれが正解とか、こういう風に着こなすのが流行だとかを言ってしまうと、そうではないお客様を否定していることになると思うのです。
価値観というのは人それぞれ違うから。だから服に関して書くのは難しい。
服というものは自由であっていいと思いますし、服屋がこだわりを持ちすぎるとお客様に対して失礼というか、否定してしまうことになるのではないかと思っています。
当店で扱う商品の紹介は致しますが、服の着こなしとかそのようなことはブログに書けないのです。
マラソンは素人なので逆に書けることもあります。責任がないから。趣味だから。ですからどうしても書きやすいマラソンが中心になります。
それで今日はこだわりの持たない私が仕入れた商品のご紹介。
フランスだろうが、イタリアだろうが、英国だろうが、日本だろうがこだわって仕入れたことはありません。この商品はフランスの商品。
珍しいです。フランスの商品が入ってくるということは。それは私が敢えて選んでないわけではなく、紹介してくれる商社が少ないから。
ボーダーTシャツなんて量販店行っても山ほど売ってます。
今回敢えてボーダーTシャツを仕入れたかというと、自分がカッコいいと思ったから(笑)
最近売れているのは自宅の近所を着ていく服だそうです。コロナでなかなか遠出ができないから。
でも、これならば近所でも行けるし、ちょっとリゾートでも対応可能かと思いまして。ましてや自分が着てみたい。
このおっさんが似合うかどうか?と心配でしたが、意外といけました(笑)
あとフレンチカジュアルという言葉というか雰囲気も好き。
このル・ミノールというブランドはセントジェームズなどと並んで、フランスを代表するカットソーメーカー。マリンと言えばボーダー。
1936年ブルターニュ地方ロリアンで設立されたメーカーで縫製の過程を全てフランス内の自社工場で徹底的な品質管理のもと製造しているとのこと。安心感もありますし、カジュアルだからこそ本物を着たいと思うじゃないですか?本物だから安心できる。そんなこだわりみたいなのは少しあるかも知れません。
まあ偽物?とは言いませんが、その辺りに売っているものでいいと思われる方も否定はいたしません。自由であっていいと思うから。
ただ着心地に関しては、生地自体が厚くもなく、そして透けるような薄さでもなく、肌にさらっと当たる感触の絶妙な織り方の生地でございます。
この夏。少しコロナの規制もゆるんでくるのではないかと思っています。そんな時にちょっとしたお出かけにいかがでしょうか?長袖だったら日焼け対策にもなります。
Le Minor Made In France フランス製のボーダーロングスリーブTシャツ 15,400円(税込)Sサイズであれば女性の方もご着用になられるのではないかと思います。
ネットからもご購入できます。よろしくお願いいたします。
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