東京マラソン4時間のペースセッター完走記(2)

昨日の続きです。

と言うか東京マラソンの続きです。

他に頂いたものはこれ。

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当日のペース表。ネットとグロスの差が5分。5分34秒ペースで走れば4時間以内でゴールができる設定。一応これを基準に走ることになりました。ハーフ以降のラップは裏面に記載されています。割りと使い良かったです。

4時間のペースセッターは6人。ブロックがEとFが4時間のペースを目指すランナーが入るらしいのですが、そのブロックに7000人いるらしく。7000人と言えば、今週末に開催される能登万葉の里マラソンが3000人規模。4月に開催される加賀温泉郷マラソンが4500人規模。倍とか倍近くのランナーをペースセッターが従える形になります。

そこで4時間のペースセッターは3人3人に分かれてそのブロックを挟む形にし。我々はネットとグロスの差5分。そして後方の3人は8分設定とし、途中30キロ、もしくはゴール直前くらいで合流するという設定になりました。

頂いたものはサブフォー目指すランナーの為に今回発売された「S4」というシューズ(既にブログで紹介済み)と。ウエア一式。

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Tシャツとパンツとキャップ。全てに。

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シールが圧着してあるだけだと思いますが。

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特別感あります。今回ペースセッターをやる人だけが持っているウエアですから。これにウエストポーチも付いてきましたが、私は自分で購入したものを取り付けました。

ウエアを着替えて外に出ると都庁がそびえ立っているわけですが、この下の階が我々の控室になっていました。広い空間にパーテーションで区切られていました。

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思わず写真撮ってしまいますよね。9時10分スタートで、それぞれに準備をして8時10分に集合と言われ。

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外に出ると既にゲートに向かう人がいっぱいいました。

そしてここに立っているペースセッターの人にお願いして写真を撮ってもらったのがこれ。

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マスク取って写真撮ってもらえば良かった。

そんなことをしていると、ここはAブロックの入り口でもあったらしく、金沢の知り合いの女性ランナーが入ってきて、お~一緒に写真撮ろうということで撮った写真はこちら。

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途中で折り返しでも見ましたが、私に抜かれることなくゴールができたようでめでたしめでたし。

寒いので都庁の中に入ると、女性が別の一人駆け足で、「おはようございま~す」と駆け抜けて行ったのですが、誰かと思ったら有森裕子さん。びっくりしました。その後猫ひろし選手も通ったりすごい場所。

そして集合時間になり、ペースセッターが円になり諸注意を聞いたりします。

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ここで、東京マラソン財団のペースセッターを取りまとめる人が、我々に向かって、少し表現が違っていると思いますが、「今日で人生が変わる人がいるかもしれない、皆さんそう思って走って下さい」単純に東京の街中を楽しく走りたいというランナーもいる。コスプレして走る人もいる。でもペースセッターの後ろについてくるランナーは間違いなく、練習を積んで自分の目標タイムをクリアしたいと思って走りに来ている人です。ましてや4時間を切るというのは市民ランナーにとっての最初の目標だと思います。

その重責を感じ気合も入りました。

昨日金沢マラソンのペースランナーの会議で、東京マラソンでそう言われたことをお話すると、とある団体のリーダーから「大袈裟な」と言われましたけど。大袈裟でしょうか?でも実際そういう人っていると思うのですよね。一人でもそんな人がいたとしたら、いやその為に練習を積んできたとしたら、それを導いてあげるのがペースセッター、ペースランナーの責任だと思うのですよね。私熱すぎますかね?

そこに何故か福島和可菜さんと、谷川真理さん登場。まだ写真が送られてきていませんが、この時ペースセッター全員と、時間毎で写真を撮って貰ったんのですが。

我々の4時間のペースセッターには日本在住の中国の方とロンドンから来た外国人が一人いまして。流石に外国人遠慮なく谷川真理さんにカメラを渡して写真を撮れと。

写真を撮られている方から撮る方を撮るという状況。

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頼んだ人はこの方。

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この写真は彼にどうやって彼に渡したらいいのでしょうか?笑

荷物を所定のビニール袋に入れてそれを預けていざ出発です。ペースセッター全員が外に出てゲートに向かっていきます。

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前にも記載しましたが、4時間以降のペースセッターは何時間担当であろうが、3時間30分以内のタイムを持ち、そしてフルマラソン5回以上の経験があるランナー。私は第一希望に4時間、第二希望に4時間半と出したのですが、4時間に選ばれた理由はよく分かりません。還暦祝いでしょうか?笑

各ゲートに順番に入っていくわけですが、我々がはいるゲートはEの前。

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沢山の人がいたので、ご確認を頂く為に画像をクリックして頂ければ少し大きな画像にリンクするようにしておきました。ランナーだけではなく、向こうに見える高架の上にも見物の人がいっぱい。

ここのスペースに我々が入っていくわけです。

eblock2.jpg

そして入っていった瞬間にゲートに並んでいた皆さんから拍手が。感動です。

皆さん4時間目指して頑張りましょうね。と話、そこにいた係の人に写真をお願い致しました。

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記念撮影ということで、ゲート内にも並んでいる皆さんにもお願いして、片手で4を作って貰ってとりました。いい写真だ。

ゲートの中の人に、何時から並んだのですか?と聞くと8時からということでしたので、かなり長時間寒い中並んでいらっしゃった。我々も上に羽織るものを持ってきてないので、ゲートの中の人と違って短い時間ではありますが、かなり寒い。

そして先ずは中央分離帯を挟んだ隣のブロックのランナーが前を詰めます。かなり時間的にタイトだったようなのと、何しろ隣のブロックにも多くのランナーがいましたから、最後は本当に走って前に詰めていました。外国人が3分の1近くエントリーしているとのことでしたので、係の人も「ハリーアップ!」と声を掛けていました。

そしてスタート前我々も前に詰めていき、スタート時間の9時10分を待ちます。

sstart_gte.jpg

これだけのランナーがひしめいているので、GPS時計のGPSをつかむのにも時間がかかると思ったので、皆さんに早めに時計は作動させておくようにと伝えました。ここで思ったのは群衆の中は暖かい(笑)本当です急に暖かくなりました。

そして、ペースセッターの仲間がカウントダウンをし、ほぼ同時にスタートゲートの方で号砲がなるのが聞こえました。

そして自分の時計をスタートさせようと思った瞬間。なんとスタート画面ではなく初期画面に戻ってしまってました。むちゃくちゃ焦りました。

そこからスタート画面にし、隣の同じペースセッターの女性のランナーの時計を見せてもらい60秒経った所で自分の時計をスタート。基本的には私はGPSを頼らずに、コース内の距離表示を見て、自分でラップボタンを押して行くことにしましたので、ゴロス時間を自分の時計プラス1分として考えればいいことにしました。

全くスタート地点まで動く気配もなく、本当に牛歩のように進んでいきます。時間がどんどん過ぎて、5分を超えました。我々に渡されたペース表はネットとグロスの差が5分の計算、さてスタートまで何分かかるか?

徐々にスタートゲートに近づいていくのですが、中央分離帯には投げ捨てられたビニールカッパなどが散乱していました。仕方ないことかも知れませんが、やはり何か回収する手立てを作っておかないと。

昨年自分が走った時は多分前から二番目のブロックで、昨年はウエーブスタートもあり混雑も無かったのだと思います。我々がスタートした時にはカッパの回収もあったのですが、今年はどうだったのでしょうか?と言ってもこれだけの人ですから回収は不可能かも知れません。

予定の5分を過ぎてもスタートゲートを通過することはなく、通過した時にラップを押しましたが、その時の通過タイムは8分。つまり予定よりも3分もかかってしまったわけです。1キロ、5分34秒設定で走る予定だったのですが。

さて、ここからどうするか?

ようやく東京マラソンのスタートです。

この続きはまた明日。

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