忙しかった。
火曜日ってどっちかなのですが、今日は忙しい日でした。外国人観光客もご来店を頂きご購入頂いたりと。
午前中は商品の写真撮影をしていたのですが、午後からはご注文の返信やそれの作業をしていました。本当にコロナ前に戻ったか?という感じではありますが。
時々グーグルさんが教えてくれるのです。当店のホームページをどんなキーワードで検索してこられるか?
その中に「シャツ タック」という言葉がありましたので、シャツのタックのことに付いて真面目に話してみたいと思います。
ご来店されて採寸をすまし。衿型やカフス型を決めて頂いた後に背中のタックはどうしますか?とお聞きします。
基本はこの何もないプレーンなデザイン。
採寸をちゃんとしていますからこれで特に問題ないとは思います。
基本的には身体にフィットしたシルエットを作る方が多いのでプレーンが一番多いのですが。
説明するとサイドタックを入れる人もいらっしゃいます。
背中の両サイドにタックを入れることによって、手を前に出す時にそのタックが伸びて手が前に出やすくなります。なるはずです。
ただ当店の場合は。
背巾というこの上の所のサイズもご来店頂いた御客様には計測をしていますので、人によっては背中の広い人もいれば胸の広い人もいます。同じ胸囲100センチでもここは違うわけで、このサイズを計測しますので、タックを入れなくても手は前に出やすいとは思います。
背巾同様、前に回って胸巾も測ります。胸囲と何が違うかというと、胸囲は脇の下を計測しますが。もちろん計測する時は脇の下にメジャーを入れて計測します。この背巾というのはその上の袖付けと袖付けの間のサイズになります。
ボタンタウンに多いデザインになりますが、センタータック。この場合はやはり背巾はプレーンのものと違って広くはなりますが、サイドタックのように一番伸びる肩先の下に付いているわけではないので、サイドタックほど手を伸ばした時の効力はないと思います。
これは背ダーツです。タックは膨らませるのに対し、こちらは絞るようなデザイン。ただ、タック無しとタック有り、そしてこの背ダーツと上胴と中胴のサイズの違いがあるか?というと採寸もしていますしサイズの違いはありませんが、ただダーツを入れた分だけ上胴から中胴にかけてのカーブはある程度急になるかも知れません。
またストライプの生地ですと、背中をつまむことによって、ストライプが背中で寄るので視覚的に絞って見える。若干ですが細くなって見えるかも知れません。
ただプリントの生地等では柄が歪んでしまうのでダーツはお勧め致しません。
これらがオーダーシャツのデザインの一部でした。
今日はちょっとシャツ屋らしいブログを書いてみました。
明日は定休日ですので、お休みを頂きます。よろしくお願いいたします。
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