昨日は中途半端なブログで終わってすみませんでした。スマホからの投稿だったので今日は昨日の出張の様子を。
電車で飲んで帰るので駅には車で行かずバスの始発に乗って。バス停の前がローソンだったのでバスが来る前にフラッと寄ってみました。
そう言えば増量やってた。ただスイーツ類は全くなく。目についたのがこれ。
まあどうせ金沢駅で朝ごはんを買うのだからと思って購入。
電車の中で食べました。本当に大きなおにぎりで裏のカロリー表見たら1個で451キロカロリー。かなりのハイカロリーでした。今回の出張は食べまくりになるのか?
定時に大阪に到着して最初の展示会。イタリア製の商品の発注。
素敵なストールだったので自分が着用する分も発注しておきました。ちょっと柄が上手に写真に出ていませんけどね。
そして取引先と食事。
うなぎを頂きました。ご馳走様。
そして二軒目。二軒目はBOBの展示会。為替の関係で値段が上がっているのよね・・・素敵なセーターもありましたので発注しました。ビビットなカラーでグラデーションのリバーシブルのタートルネック。意味分からないですよね。入荷したら。と言っても次の9月になりますがご紹介させて頂ければと思います。
そしてちょっと私的な用事を済ませようと心斎橋に出たのですが、なかなか見つからずそこでスマホでアマゾン検索したらアマゾンに売っているじゃないですか?時間の無駄だった。御堂筋線の電車の中でポチッと。1時間損した。
そして京都に移動。
京都マラソンは過去に二回ほど申し込んだことがあったけど落選して走ったことがありません。一度は走ってみたいと思うのですが、この時期は各地で色んな大会がありますからね。
そして目的の一つの。
今出川のマリーフランスさんへ。薄皮のアンパンを買いにいったのですが残念ながら既に完売。
小さいアンパンとその他食パンや菓子パンを少し購入してきました。北山が本店だと思いますが、食べログのパンの百名店(EAST)にも選ばれているお店。
そして路地を歩いて御所の方に抜ける前にこちらの虎屋さんの前を通って。一度入ったことはありますけどね。
元々は室町時代後期に京都で創業をし、明治時代に日本の首都が東京に移るのをきっかけに東京に本店を移したというのは有名な話。
御所の前にこのお店があるのはそれからなのでしょう。
そしてこのお店を過ぎて大通りに入って右折して真っ直ぐ行くと。
護王神社。毎年お参りに行くのですが、今回は腰を何とかしてほしいということでお願いに行ってきました。足腰の神社ではありますが、腰のお願いをしたのは始めて。ご利益ありますように。
そして今回のメインと申しますか?朝の電車の中でタブレットでドラマを見たが故に本日のメインになってしまったお店への訪問。
実は電車の中でアマゾン・プレミアムでこの動画を見てたのです。「ちょこっと京都に住んでみた」合法かどうかは分かりませんがYou Tubeでもアップされてて見れるみたい。
この番組の中で紹介されてたお店を検索すると護王神社の近くだったみたいで、帰りの電車に間に合いそうだったので晩ご飯を兼ねて行ってきました。
目的地の手前にあったお米やさん。ここもちょっと気になる。そして昨晩アップしたこのお店。
場所は京都のど真ん中
「やっこ」さん。このような蕎麦屋さんは金沢にも無いことは無い。金港堂の裏にも福島屋さんというお店もあります。
ただ、京都ならではの丼やうどんもあり。私は大学時代とその後就職して2年半京都にいたので、何故か懐かしいのです。それは当時はファミレスだとか吉野家さんのような業態のものもおそらくは無かったと思うのです。あっととしても少なかった。
どうですか?このお店の佇まい。
何を頼むかものすごく悩みました。ご飯ものも食べたい。うどんも食べたい。でも両方食べるはきつい。メニューには衣笠丼だけがミニサイズがあると書いてある。そしてそれ以外にうどんを選べばいいわけだ。
そして先に選んだのはビールの中瓶(笑)
最高。そして悩んだ末に頼んだのは。衣笠丼のミニとなぜかきつねうどん(笑)両方ともおあげさんじゃないか?でも京都はおあげさんでしょ。
まだ夕飯には早い時間だったので誰もお客様はいませんでした。
ん?そう言えば私が座っているこの席。
すみません。自撮りで変な顔で。
ドラマの中の木村文乃さんが座った場所と同じじゃないか?なんか嬉しい。聖地巡礼みたいで(笑)
そしてその後先ずはきつねうどんがドン!
そして程なくして衣笠丼のミニ。
きつねうどんはびっくりでした。何しろ金沢のうどんも柔らかいがそれ以上に柔らかい。まさに歯はいらず。衣笠丼も昔ながらの少し甘めの味付けでそして山椒をふりかけて美味しく頂きました。
私はこういうお店に来ると割りと気さくに店主さんに話しかけられるタイプというか、それが楽しみ。
お店には女将さん(お蕎麦屋さんも女将さんでいいのかな?)が一人。
「私仕事で金沢から来たのですよ」からスタート。
そしたら地震大丈夫でした?とご心配を頂きそこから話が盛り上がりました。
うどんは金沢よりも柔らかいと話すと、最近は腰のあるうどんが流行りでしょ?でも常連さんや年配のお客様はやはりこのうどんが良いって言ってくれますねん・・・とのことでした。
創業何年ですか?とお聞きすると創業は昭和5年。当店は昭和7年。女将さんは私よりも2歳年上なので、ちょうど70歳になったら創業100年を迎えるお店。当店よりも2年早く100年なわけです。
色んな話をさせて頂きました。でも食べなくてはいけないし食べながら話すという感じ。昔京都にいた時に同じ職場の上司と話をしたことを思い出しました。京都は若い子よりもおばちゃんの方が上品で色っぽいと。
こちらの女将さんも私よりも年上だとは思えないほどすらっとした美人の女将さんでした。
昔は京都だけではなく金港堂もそうでしたけど、どこも仕事が忙しくって贅沢なわけではありませんが、奥さんはご飯を作るヒマがなかったので皆外食でお昼は済ませたそうです。だからお店も繁盛した。私も子供の時は時々裏のお蕎麦屋さんで弟と食事をしたものでした。
今はご家族とお昼だけは昔から来てもらっているパートさんとで仕事をしているとのこと。金港堂と一緒じゃないですか?
そしてこのあたりにお蕎麦屋は3軒ほどあるけどどこも跡継ぎはいらっしゃらないそうです。
ちょうどこの日伏見辺りで震度4の地震があったらしく古い建物なのでかなり揺れたとか。
こういうお店。当店もそうですが古い設えが魅力を増していると思いますし、耐震改修などをするとお金はかかる。跡継ぎがいらっしゃらないということでしたが、従業員を雇って味を伝承させるにも人もいないし給与面でも大変だと思うのです。
お店がなくなってからいいお店だったのにということにならないようにとは思いますが。チェーン店ではありませんし材料の仕入れも大量仕入れではないでしょうしある程度のコストがかかる。ご家族でやっているから頑張れるのだと思います。すみませんこんな言い方をして。でもそんなお店が多いと思うのです。
自分のところを見ても。
でも、時代の流れでしょうし。若い人にとっては必要ないお店かも知れません。私は学生の時からこんなお店で食事をしていましたし、ノスタルジーもあり行ける時は行きたいと思っても、若い人にとったら吉野家さんがその存在なのかも知れませんし。
外国人観光客も来られるそうですが、簡単な英語のメニューは作ったけど、メニューを聞くだけでも時間がかかるし、10人以上一度に入って来られても対応できないので断られるそうです。
金沢でも外国人を積極に受け入れるお店とそうじゃないお店がありますが、店内には外国語は一つもかかれていなく何となく安心もしました。
私は大学の時に下宿の近くにやはりこのようなお店があり、そこで初めて天とじ丼というのを食べて衝撃を受けました。おそらくその当時は天丼はあっても天とじ丼って金沢にはなかったような。
このお店の天とじ丼は特徴があるらしく、衣にもしっかりと味を付けてエビが大きいらしいです。是非今度食べてみてと言われましたので必ず再訪します。
金沢では当時丼に山椒を振る文化もなかったと思うのです。京都では焼き鳥でも最初から山椒を振って出してくるお店もあるようです。女将さんがおっしゃってました。生魚の美味しい所ですから鰻屋もほぼ無かったように記憶をしていますし、今でこそ鰻には山椒を振りますから、丼に山椒を振るということは不思議ではないと思いますけどね。
外国人観光客はフランス人は美味しいと言って食べてくれるけど、アメリカ人は丼にソースをかけようとすると。お出汁の文化というか味わいが分からないのでしょう。
ほどなくして、年配の女性が一人入ってきまして「カツ丼あります?」と聞かれていましたがカツ丼はやっていないと返事をされていました。分かる。カツ丼はこのお店ではやってほしくない。
また私が衣笠丼ときつねうどんを食べているので、最近の若い人は麺類とご飯を一緒に食べないのですよね。と女将さん。私は焼きそばにご飯食べますよ。お好み焼きとご飯はちょっと無理ですけど。と言うとそれは大阪。京都の人もそれは無理って言ってました(笑)
話が前後しますが、京都のファッションビルBALビルで働いていた時も昼食はそのBALビルの横の小さな蕎麦屋さんでした。品のよい女将さんが「きつねどんぶり」と注文をするとカウンターの向こうへ「き~どん一杯」ってオーダーを出すのです。お聞きすると今でもきつね丼は「き~どん」って言うらしいです。
そんな会話をずっとしたので、電車の出発まで20分。お金を払って慌てて地下鉄に乗って帰りました。
また必ずお伺いしますね。
皆頑張っているのですよね。私の場合はノスタルジーからこんなお店は長く続いてほしいと思いますが。今の時代お金が儲かるビジネスモデルでもないですし。
SNSでコンサルティングやっているような人が、あのお店も閉店残念と書いてあるのを見たことがあり。それを何とかするのが貴方がたの仕事じゃないか?と少し怒りの気持ちを持ったことがありました。
お互いに100年をちゃんと迎えられるように金港堂も頑張りたいと思います。2年先に「やっこ」さんは迎えられると思うのですが、それまでも通えれれば良いと思いました。
もっともっと話をしたはずですが書ききれずにすみません。
ずらすらと急いで書いたのでいつもの通りの誤字脱字。句読点がわけのわからない所についているかも知れませんが、適当に解釈して読んで頂ければ幸いです。
明日からはファッションブログに戻れるはず。
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