若い時は年上が好きで、歳を取るとロリコンになる。
上手に言うな...と思ったことが先日ありました。
ロリコンとは言わなくても、確かに還暦で年上の女性が好きと言うと、ごめんなさい年上の方には申し訳ないですが、ちょっと変わっているなと思います。
この考え方は仕事にも当てはまります。私が金港堂に入ったのは27歳の時でした。お客様は40~50代、それ以上の方が中心で、私の話すことには説得力がないと感じていました。早く歳を取りたいとさえ思っていました。
実際に歳を取ると、逆に若い人の言うことの方が真実味があるというか、ファッションにおいては信頼できるのではないかとも思います。
年齢だけでなく、若い頃は早く貫禄がほしいとも思っていました。私よりも年齢が若くても貫禄のある方はいます。しかし、貫禄がありすぎると少し老けて見えたりもします。結局、ないものねだりなんですけどね。
若い頃は早く一人前になりたいと思っていました。
さて、この「一人前」。いつもお昼ご飯の時にNHKの朝ドラ「ちゅらさん」の再放送を見ていますが、ドラマの中で「一人前になったら結婚しようね」という言葉がありました。そこで、一人前になるということをどうして「一人前」というのか?と考えるようになりました。
チャットGPTで調べてみました。
「一人前」という言葉は、「一人前」や「一人前の仕事」など、主に「独立して一人で行動できる能力や地位を持つこと」を意味します。この言葉の語源について詳しく見てみましょう。
「一人前」の語源は、江戸時代の食事の量に由来します。当時の日本では、「前(まえ)」は食事の一膳を意味しており、例えば「二人前」と言えば二膳分の食事を指していました。「一人前」は、一人が食べる量の食事を指していたのです。
この「一人前」が転じて、「一人分の責任や役割を果たす能力を持つ」という意味で使われるようになりました。つまり、「一人前の大人」とか「一人前の仕事」という表現ができたのです。
要するに、「一人前」の語源は、食事の量を指す言葉から来ており、それが転じて「一人で十分に役割を果たせること」を意味するようになったのです。
なるほど。よく理解できました。
この年齢で一人前かどうかは別として、年齢を重ねてから仕事をしていて楽しいこともあります。例えば、これから結婚する人の結婚式の二次会やお色直しの時のシャツをお作りする時。
お客様が嬉しそうにタキシードなどをスマホの画面で見せてくださり、それに合わせたシャツを作ることや、新婦のドレスに合わせた色合いのご提案をするのは、とても楽しいです。お二人で来店されることもあり、微笑ましい姿を拝見しながらシャツを作るのは大変な喜びです。
最近はビジネスでも着用でき、少し華やかな印象も得られるシャツのご要望もあります。
例えば、
ライトブルーベースに細かなドットの生地。これくらいであればビジネスでも着用でき、可愛らしさもあります。こういうシャツ生地をお勧めすることもあります。
私って一人前になれたかしら...?でも最近、胃が小さくなって一人前が食べられなかったり、昔は大盛りを食べていたのに、今では一人前でお腹いっぱいになることが多いです。
NO-10337632 ライトブルーベースの細かなドット生地 イタリー Carlo Bassetti カルロ・バセッティ社製生地 綿100% お仕立て上がり22,000円(税込)でございます。是非ご検討頂ければと思います。
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