「映画『太陽がいっぱい』から学ぶ、白シャツの魅力とカスタム刺繍」

昨日はランニングはお休みしてジムで筋トレのみ。

ブルガリアンスクワットをやってお尻の筋肉痛が今きている私です。

通常、筋肉痛は翌々日の夕方くらいに「これ、何の痛みだろう?」と感じることが多いのですが、既に痛みが出ているということは、明日の夕方には激痛になっているのではと予感しています。年齢もあって、痛みの遅れには慣れているのですが、今回は違うようです。

そしてジムが終わって自宅に戻り食事をしてから寝る前1時間程は映画を見ています。

撮りためた古い映画がいっぱいあるのですが、私アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」という映画が好きでして。ウィキペディアを調べると1960年の映画。つまり私の生まれる前の映画でした。

アメリカから来た大富豪の息子フィリップと貧しく孤独な青年トム・リプリー(アラン・ドロン)の映画なのですが、フィリップをヨットの上で殺害し、そしてそのフィリップになりすましその財産を横取りしようとする映画です。

そしてフィリップになりすましていることに薄々気づいたフィリップの友人で金持ちで遊び人のフレディがリプリー(アラン・ドロン)に会ってなりすましていることを見破るシーンがこちら。

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アラン・ドロンのシャツに注目して頂きたい。

カッコいい!それはそうですアラン・ドロンだから。白いシャツの胸元を大きく開けてそして袖まくりをしています。今回言いたいのはそこではありません。

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拡大するとアラン・ドロンの左胸に影があるのが分かるかと思います。

別のシーンではっきりと分かりました。

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これは、殺害されたフィリップの友人フレディがアラン・ドロンのシャツを見て、「これはフィリップのシャツか?」と問いかけるシーンです。フィリップは「フィリップ・グリンリーフ」という名前なので、シャツの左胸に赤で「Ph.G」とイニシャルを刺繍してあるのです。

恐らくこの時代は刺繍は手刺繍だと思うので、なんとも味のあるイニシャルの刺繍なんでしょう。しかも「P.G」ではなく「Ph.G」と刺繍してあるのも粋じゃないですか。

しかも赤の刺繍糸で。一般的には日本では白のシャツに赤の糸で刺繍をすることは少ないのですが、アラン・ドロンだからカッコいいのか?

ちなみに、当店でも同様に刺繍をお入れすることが可能です。

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お客様の中で少ないですがボディに直接刺繍を入れられる方もいらっしゃいます。是非トライして頂ければと思います。私だと「Ta.M」か・・・あまり様にならないかも知れませんが。

この時代には、今のような高級番手のシャツ生地はなかったと思いますが、それでも生地に張りと艶があるように感じます。このシャツをお作りするのにお勧めするとなると。

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NO-137 イタリア・トーマスメイソン社製140番手双糸白ブロード 綿100%この生地をお勧めいたします。

適度に張りもありますし艶もあります。お仕立て上がり¥29,700-(税込)です。そして胸に刺繍を入れてみませんか?

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