「天職」という言葉があります。
調べてみると「天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業」とありました。
同じ音で「転職」という言葉もありますが、転職を繰り返して天職を見つける人もいるでしょう。
この年齢になると、今更職業を変えることは考えられませんが、果たして今の仕事は私にとって「天職」だったのか?とふと思うことがあります。
実は、私は「天職」という言葉を誤解していました。自分がやりたかったことや、自分の適性に応じた職業、または自分が望んだ職業を「天職」だと思っていたのです。
ところが、「天から授かった職業」を「天職」と呼ぶ。そう考えると、今の仕事も天職だったのではないか。むしろ、職業がある人は誰でも「天職」に就いていると解釈できるかもしれない、と思った次第です。
私は3代目としてこの仕事に就いています。恐らく、長く続く企業では、望まなくてもその道を選ばざるを得ない人もいるでしょう。
周りを見渡しても、商店街で商売をしている2代目や3代目、さらにはそれ以上の世代の方がたくさんいらっしゃいますが、それも「天職」だと言えるのかもしれません。
ただ、残念ながら「天職」を去らざるを得ない人もいるでしょう。私の場合、このブログが「天職」を続けさせてくれる一つの理由となっています。それも、さまざまな人とのつながりがあってこそだと思います。
そして何より、高校卒業時に私にタイプライターを教えてくれた高校の先生のおかげで、ブラインドタッチができるようになり、パソコンを扱うのが苦にならなくなりました。ブログを書きながら、そこが私のスタート地点だったのだと改めて感じました。
今日は忙しく、あっという間に一日が過ぎました。生地の更新ができませんでしたが、明日からまた頑張ります。以下は今日アップした生地です。
手に持ったところの写真をアップしました。
NO-DJY36241 200番双糸の白のピケの生地 デビッド&ジョンアンダーソン社製 綿100%お仕立て上がり¥40,700-(税込)
今日は東北から10年ぶりにご注文いただくお客様とお電話でデザインの確認。こうやって全国からご注文頂けるのもブラインドタッチのおかげかも知れません(笑)
明日もよろしくお願いいたします。
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