「なで肩と肩幅の秘密:シャツのフィット感を左右する要素とは?」

日曜日なので朝練でしたが。

知らないうちに、後ろ姿を撮られていました。

自覚はありますが、自分でも驚くほどのなで肩です。

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さて、今日ご来店されたお客様は右肩がなで肩で、左肩は通常の角度で下がっている方でした。なで肩は肩が斜めに落ちる分、距離が長くなるため、いかり肩に比べると肩幅の数値が広くなりがちです。稀に左右で肩幅が異なるお客様もいらっしゃいますが、今日のお客様は右肩が下がっていた分、右の肩幅が広いという状態でした。

採寸技術は、やはり経験からくるもので、多くの体型を測定しているからこそ、このような細かな違いを見極めることができます。機械で測れる部分もありますが、それだけではカバーできない、長年の経験で培った感覚も大事だと思っています。

こうした微妙な肩の違いをシャツに反映できるのは、やはり工場の技術力の賜物です。

ちなみに、肩の下がり具合を計測する専用の機械もあり、こんなものです。

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デパートでも肩の下がりを測定しているのでしょうか?

肩の下がりを正確に測定することで、なで肩の方はタスキシワが解消され、いかり肩の方は背中の突きがなくなります。ぜひ店頭での採寸をお試しください。

そして、今朝アップした生地ですが、すでにお電話でご注文をいただきました。

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NO-10407904 マルチカラーの大胆ペイズリー(ブルー系)プリント生地 イタリア テキスタ社TEXTA製生地 綿100%

こちらは色違いです。

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NO-10407905 マルチカラーの大胆ペイズリー(赤系)プリント生地 イタリア テキスタ社TEXTA製生地 綿100%

「こんな生地を待っていました!」というお声もいただきました。ブルー系の大きなペイズリー柄が入荷したらご連絡ください、と仰っていたお客様がいらっしゃるので、早速メールをお送りしなくてはなりません。

お仕立て上がりは税込みで24,200円です。ご注文はお早めにどうぞ。



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