野々市じょんがらの里マラソン完走記(爺さんの部で優勝しました)

今日は野々市じょんがらの里マラソン5キロの部に出走してきました。

昨日のブログや数日前からのブログでも書いていましたが、このレースで優勝する為に準備をしてきました。ただ短い距離でのスピード練習が足りないのが不安ではありましたが。

水曜日に長い距離を踏んでしまい、この年齢から判断して疲労を残してはいけない、また走りたいという気持ちになるように木曜日から3日間ジムのトレッドミルに少し乗っただけで、ほぼノーランでこの日を迎えました。

ジムには行くもののほぼほぼストレッチのみ。反り腰が酷いのと、坐骨神経痛がまだ残っているのでそれを中心にしたストレッチを続けました。

今朝は5時半に起床する予定でしたが、いつもの日曜日の朝練では5時起床なのでそのアラームで5時に目が覚めました。顔を洗い髭をそった後に玉子を入れてうどんを作り、それを5時半から食べてそしてバナナ一本。牛乳少し、ヘム鉄を飲んでそれから再度ストレッチ。これだけ準備をしてレースに臨むことなどほぼありません。

6時50分に自宅を出て会場まで車で。

通常の朝練も行われていつもの人文字でエールももらいました。

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さて、会場に入ってもしっかりとアップもし、10キロのレースのスタートの写真も撮らず横の道路で100メートルダッシュを3本入れてスタート地点に向かいます。

集合する時にプラカードの一番前に並んだのでスタート地点も一番前に。割と緊張感はありませんでしたが、どんな走りができるか。最初の1キロの入りがどれだけで入れるかは不安でした。一昨年は3分50秒で入ってますが、今年はそんなスピードも出ないと思っていましたが、何とか20分切りたいと。逆に切らないと部門別の優勝は難しいとも思っていました。

スタートして直ぐにスタート前に挨拶した、工大の陸上部の女子が私の先を行きます。タイムを聞くと似たようなタイムだったのですがスタートダッシュが凄い!暫く経つと私の方が先に出ました。やはり一度走っていると距離感とかが掴めているので走りやすい。最初に走った時は距離感もなかったので、1キロのラップがどの辺りで出てくるかも分かりませんでしたが、今回は何となく分かるのと、1キロのラップの後もまだ直線を走る必要もあるのも思っていました。

最初の1キロのラップが「3分51秒」意外と速い。今日はいけるのじゃないか?という気持ちになりました。直線を過ぎて左にほぼ直角に曲がります。ここから予想はしていましたが、かなりの向かい風。

1.5キロくらい行った所でしょうか?長身のランナーと並走するようになりました。左をちらっと見た感じでは同年代ではないかと。私の先には私の同年代はいないはず。となるとこのランナーに負けると優勝はない。

2キロの目のラップが4分4秒。風の影響でかなり遅くなりました。今日は風が強い。

まだ5キロの序盤ですからまだ少し余裕がある。このまま引き離すべきか?それともペースキープで行くか?かなり悩みました。

そこでふと黒部名水マラソンでの走りを思い出しました。最後の数キロで柏原竜二ゲストランナーが「前について!」と声を掛けてくれてそこから前についたら余裕が出て、ラスト1キロで同年代のランナーに追いつき、ラスト交わすことができたことを。

ここは勝負に徹しようと思うのと、隣のランナーの部門を確認しようと少し後ろに下がります。私のゼッケンが1400番台だったのですが、その方は確か1500番台。桁が違うからな・・・と思ったのですが、後から考えると陸連登録をしているかしていないか?の違いだったのではないかと思います。

後ろからゼッケンを確認するとやはり同じ部門のランナーでした。少しついて走らせて貰いましたが、たまにちょっと楽になることもありますが、比較的スピードもあるし辛い。

3キロから4キロの途中で時計を見るとまた3分50秒くらいに上がっている。やはりここで上げてきたか!ついていくのもしんどい!どうする?諦めるか踏ん張るか?

3メートルほど離れたこともありましたが粘ってついて行きました。最終コーナーを左に曲がった直後に3メートル以上離されました。万事休すか?と思いましたが、先日ジムのインストラクターと話した時に「気持ちで負けないように」と言われたのをここで急に思い出しました。

そこから再度こちらもスピードを上げて付きました。ただ直線は長い、ゴールは右側、右の方に向かってさてどこでスパートをかける。かけても逃げ切れるのか?と思いましたが、体感的ですが残り150メートルくらいはあったと思います。私にとってはロングスパート。まさに死ぬ気で走りました。

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ゴール手前で撮ってくれた動画をキャプチャーしたものです。

そしてゴールシーン。チームメンバーが撮ってくれました。

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ゴールしてからぶっ倒れましたわ。ぶっ倒れる直前に時計を止めているシーンです。この時点では順位がまだ分からなので、チームメンバーから20分切ったかどうか?と聞かれ、私の時計は19分50秒だったのでそれを伝えました。

暫く座ってて動けなかった。落ち着いたところで記録証をとりに行きましたが。プリントアウトされる完走証には。

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19分48秒、そして1位の文字が。

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チームメンバーにそれを伝えている写真です。

ゴールして体育館に戻る途中に係の人が記録証を確認し10時20分から表彰式があるので集まるようにと伝えてくれました。その後直ぐに私は。

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美味かった・・・

ラップはこんな感じでした。

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やはり最後競って上げられたのがタイムに繋がったのだと思います。

そして表彰式。私の部門で1位から縦に列を作るのですが、私の後ろに2位の方が座って話しかけてくれました。多分こんな内容だったと思います。

「20分切るって言ってらっしゃったので付いていきました」ん?ブログ読んでる?なんで知っていると思いながらも。

「いや、本当に申し訳ない。ついて行ったのは私の方で、ついて行ったからあのタイムが出たのだと」と心の中でつぶやき。

「スピード練習してられるから最後のスピードについていけませんでした」

「いやいや、後ろにつかせてもらったので最後スピード出たのです、本当に大人げないレースをして申し訳なかった」

と心の中で謝っていました。もしブログを読んでらっしゃるとしたら本当に有難うございました。申し訳ないという気持ちもあります。今日は本当に有難うございました。

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スタート地点で最初私をリードしてくれた

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工大陸上部の女子二人とそしてチームメンバーでもある工大の大教授と4人で写真を撮らせてもらいました。女子二人も部門でワンツーで入賞したとのこと。大教授も入賞。

そして、表彰式の時に「チーム金港堂、宮谷隆之」と言われた時に気づいて頂いた粟市長。「社長おめでとうね」と声を掛けて頂き。

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ツーショットを撮って終了。目標にしていました優勝することができて本当に良かった。

来週は金沢マラソンの5時間30分のペースランナーです。そっちの方が大変。


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