接客とは

今日朝イチのお客様は旅行で金沢に来られたお客様でした。

旅行で来られた方と金沢にお住まいの方とは直ぐに分かります。言葉で分かる場合もありますが、着こなしですかね?

というのは我々も旅行に行くときはそれなりのスタイルでいきますし、お洒落して来られているのも分かります。

あとサイズ感が違う。都会の人は一サイズ小さめのような気がします(笑)

インターネット販売が主流になっている流通業界。主流になっていると言ってもいいと思います。リアル店舗で買い物をする人がどれだけ減ったか分かりません。

やはりリアル店舗での接客は楽しいです。勿論当店はインターネットでの販売もしていますが、当店の場合は買い物カゴに生地を入れて終わりというわけではありません。何度かやり取りをしてそしてサイズの確認やデザインの確認をしご注文が確定し、それから製造に入って発送メールを出してから発送するということになります。メールというテキストではありますが、そこには接客力も必要だと思います。

ただリアル店舗とインターネット販売の決定的な違いは、基本的にはインターネットの場合はお客様が「欲しい」「買いたい」からスタートしています。ただ実店舗に入って来られたお客様は、「何かいいものないかな?」というような感じで来店されます。特に観光で来られたようなお客様はふらっと入ってみた。という方が多いかと思います。

そこから会話が始まり、そして我々も商売なので買って頂けるように、言葉は悪いですが、お客様との「駆け引き」が発生します。勿論嘘をつくわけではありませんし、購入されるかどうかはお客様の意思が当たり前ですが最優先でございます。

お勧めしたいと思う商品、お客様にとって似合っていると思った商品、そして商品のスペック(品質)がお客様のお好みと合致した時に「買います」という声を聞くことができます。

来店された時はウインドウを見て何となくでも、そこから購入したいという意思になって頂く為の接客と、インターネットのように始めから買い物カゴに入れるという購入の意思があってからの接客とは大きく違います。

先にも申し上げた通りに意思決定はお客様にありますので、我々はそれをどのように提案していくか?提案力はリアル店舗でもインターネットでも同じだと思います。

お客様が何を求めているか提案するということはどちらにおいても大事だと思います。売れないだろう?と思って売っていると売れない。どこにチャンスがあるか分かりません。ですからインターネット上でもこのようなブログを通じてディスプレイの向こうにいるお客様にご提案をさせて頂いています。

もしかするとこんな生地の存在をご存知じゃないお客様もいるかも知れません。

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NO-CA11637 シャツ生地の宝石 イタリア・カルロ・リバ社製 スーパーリバ  160/2×180/2(綾織) 綿100% お仕立て上がり¥69,300-(税込)です。

特徴としては古い織機を使い、ゆっくりゆっくりと丁寧に織っていき、糸の細さの割りにはテンションが強く張りのある生地を再現しているところにあります。誰もが一度は袖を通してみたいそんな生地。

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何でもそうですが、手をしっかりかけた商品は価値も高いですが、価格もそれだけします。いや価値があるから価格も高い。当たり前のことだと思います。ご提案させて頂きました。お客様とのニーズと合致すればご注文頂けるはずだと思っています。


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